2016年12月は、『社会的ひきこもりに対する精神保健福祉士の役割』というテーマで講演会を実施しました。
講演者は、2015年度卒業生の岩本友香理さんです。
ひきこもりサポーター事業コーディネーターの岩本さんは、
入学前もひきこもり支援員として、ご本人やご家族を支えてこられました。
しかし、多様化する悩みや困難さに対してより具体的なアプローチを展開していきたいというお気持ちが芽生え始めました。
そんな中、同じ職場に神戸医療の卒業生が精神保健福祉士として働いておられ、
その方のご紹介により本校へのオープンキャンパスにされ入学を決断されました。
母親(子育て)・主婦(家事)・社会人(ひきこもり支援員)・学生(勉学)という4つの役割を担いながら、
無事、精神保健福祉士に合格されました。
岩本さんの『支援には色んな可能性があります。だからと言って、完璧な人間である必要はありません。苦手なことはフォローし合いながら、自分の得意なところで関わっていくのが支援員の仕事です。また、ありがとうを沢山いただける仕事です。』という言葉が印象的でした。
今後の岩本さんのご活躍をお祈りしております。
次回の講演会は、2017年1月29日(日)14時~15時30分
講演内容は、『精神科病院・クリニックにおける精神保健福祉士の役割と業務~』です。
是非、ご参加ください。お待ちしております。