2017年8月は、『学校の就職サポートを活用し、精神保健福祉士として活躍』というテーマで講演会を実施しました。
講演者は、2004年度卒業生の田口弥生さんと2015年度卒業生の土谷龍一朗さんです。
精神科病院で働く精神保健福祉士の田口さんは在学中に業界アルバイトを活用されていました。
卒業後は、結婚・妊娠・出産とご家庭を築かれることとなりましたが、
次第に精神保健福祉士として仕事復帰を検討されるようになった折、
再び母校に転職の相談に来られ、現在お勤めの精神科病院をご紹介いたしました。
只今、仕事と家庭を両立されておられるお母さんです。
障害者支援施設で働く精神保健福祉士の土谷さんは、
本校へ入学するにあたり、3つの学費サポートを利用されていました。
その制度とは、学費分納制度・日本学生支援機構奨学金・専門実践教育訓練給付金です。
土谷さんは、在学中に同法人にて実習に取り組み、その学びの姿勢が評価され、
実習最終日に就職試験の案内を受け内定をいただくことができました。
田口さんからの「今、精神科病院は退院支援を促進しています。長期入院患者様へチーム医療で取り組んでいく過程は容易ではありません。しかし、少しずつでも変化が見られると同時に、患者様にはまだまだ可能性が秘められていることに気付かされます。」
また、土谷さんからの「精神保健福祉士はコミュニケーション能力が大事です。相手の立場に立って思いを汲み取る力です。まずは、1年間ともに過ごすクラスメイトと互いに積極的なコミュニケーションを図りましょう。」という言葉が印象的でした。
今後の田口さん、土谷さんのご活躍をお祈りしております。
次回の講演会は、2017年9月23日(祝・土)14時~15時30分
講演内容は、『病院・施設における精神保健福祉士の役割と業務』です。
是非、ご参加ください。お待ちしております。
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