【鍼灸科】美容鍼灸のスペシャリスト!教えてっ★「大人のにきび、吹き出物の対処方法」No.2

こんにちは鍼灸科教員の330です。

鍼灸 美容鍼灸

前回、大人のにきび・吹き出物が体内の見えない情報を教えてくれるサインとして重要な役割を果たしていることについて触れましたね。

今回はいよいよ、前回あげたタイプ別のにきび・吹き出物に対する対処法を書いていきたいと思います。

東洋医学では「標治」と「本治」という考え方があります。

「標治」とは症状に対する治療のことで、
今回のテーマに置き換えると「すでにできてしまった、
にきび・吹き出物に対する正しいケア」がこれにあたります。

「本治」とは原因に対する治療のことで、
「にきび・吹き出物ができてしまった原因にアプローチして再発しないように予防するためのケア」になります。

今回はこの「すでにできてしまった、にきび・吹き出物に対するケア」と
「にきび・吹き出物の原因に対するアプローチ」の二つの面から根本的に対処する方法をお伝えしていきたいと思います。

【できてしまった、にきび・吹き出物の対処法】

大人のにきび・吹き出物は皮脂の分泌が過剰になってできる思春期のにきびと違いますので、
一般的なにきび・吹き出物用の化粧品だけでは対応できない場合があります。

特に、もともとオイリースキンでないのにニキビ・吹き出物ができてしまう人や、
肌の一部は乾燥しているのに一部は皮脂の分泌が過剰になっている混合肌の人は
一般的なにきび・吹き出物用に市販されている化粧品を使っても改善しない場合が多く、
ひどいときには悪化させてしまうことがあります。

というのも、市販の化粧品の中でにきび・吹き出物に対応しているものには
「皮脂をとる」ことに重点を置かれているものが多く、
必要な皮脂まで奪ってしまうため、
皮脂の重要な働きである皮膚の水分を保持する機能が低下してしまったり、
防御機能が低下して外からの刺激に敏感になったりしてしまうなど
二次的なトラブルにつながりやすいのです。

大人のにきび・吹き出物を改善するためにスキンケアにおいて大切なポイントは2つあります。

まず1つ目は「皮膚の炎症をなるべく抑える」こと、
そして2つ目は「皮膚のターンオーバーをスムーズにする」ことです。

○皮膚の炎症を抑える方法
1)温冷マッサージ
①入浴時もしくはホットタオルで毛穴を十分に開かせた状態で洗顔する(温)
②氷で赤く腫れたにきび・吹き出物の周りをやさしくクルクルとなでるように滑らせる。(冷)
③入浴後すぐ、もしくは少し時間がたっている場合はホットタオルで皮膚を再び暖めて
毛穴を開き化粧水でパッティングをする(温⇒冷)
④その後閉じ込めた水分を逃がさないために乳液やクリームをでしっかりフタをする。(温)
※乳液やクリームを肌にのせるときは手の平で少しあたためてから、
肌をなるべくこすらないようにやさしく肌にプッシュする感じで浸透させます
⑤その後、冷蔵庫などで冷やしたタオルなどで毛穴をしっかり閉じる(冷)

2)手浴、足浴
顔や頭部に血流が偏らないように、手や足の末梢血管を広げるのに有効なのが手浴や足浴です。
①手浴は肩こりや頭痛、目の疲れがあるとき、寝付けないときにおすすめです。
②足浴は風邪気味のときや首肩の後ろが凝っているときはくるぶしから上3㎝位まで、
胃腸の調子が悪かったり下腹部が冷えているときは膝下まで行うと良いでしょう。

○皮膚のターンオーバー(肌の生まれ変わるサイクル)をスムーズにする方法
肌はだいたい2週間くらいの周期で生まれ変わります。
大人のにきび・吹き出物はこの肌のターンオーバーが乱れ、
固くなった角質が剥がれきらずに毛穴の出口を塞いでしまうためにおこることが多いのです。
肌のターンオーバーが乱れる原因は生活習慣、アルコールやタバコの刺激物、
合わない化粧品、紫外線やストレスなどの刺激といろいろありますが、
まず一番改善しやすいポイントは「睡眠時間の確保」と「洗顔・保湿」です。

睡眠時間は夜10時から2時が肌の再生に重要な時間で「シンデレラタイム」とも呼ばれています。
夜10時はなかなか難しいかもしれませんが、
12時くらいには熟睡できるように布団に入ることがおすすめです。

また「洗顔」において重要なことは、皮膚をできるだけこすらないこと!

洗顔料をしっかりと泡立て、
手と皮膚の間にある泡をできるだけ潰さないようにやさしく撫でるように行いましょう。

「保湿」は「洗顔後」できるだけすぐに行うようにします。
スキンケアまでに少し時間がかかる場合は
とりあえずスキンケアまでの間をつなぐ化粧水(ミストタイプのものが便利でおすすめ)で皮膚の
乾燥を防止しましょう。

またビタミンCには、皮膚の炎症をおさえ、皮膚のターンオーバーを促し、
色素沈着を防ぐ効果があり、大人のにきび・吹き出物には大変有効です。

ただし、ビタミンCそのものは大変もろく壊れやすいうえ肌に浸透しにくいという欠点があります。

ですから化粧品でビタミンを導入する場合は
「ビタミンC誘導体」が配合されている製品がおすすめです。

少し長くなってしまいましたが、
次回「にきび、吹き出物の原因に対するアプローチ」をお伝えしますね!

以上、330でした☆