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公務員として働く作業療法士―卒業生インタビュー

作業療法士科

2016.11.1

皆さんこんにちは。作業療法士科の入学事務局担当の木下です!

作業療法士として活躍する卒業生のインタビューをシリーズでご紹介するブログです☆

今回ご紹介するのは、県立の医療センターで公務員として働く先輩です!

図2

兵庫県立淡路医療センター勤務 作業療法士

籔中 雅之さん(大阪府立東淀川高校出身)

 

「専門学校を卒業したら、どんなところで働けるの?」

「作業療法士ってどんな仕事をするの?」

と興味を持たれる皆さん、必見です!

 

――――作業療法士をめざそうと思ったきっかけ、三田校に進学した決め手は何ですか?

高校2年生の時に進学ガイダンスで三田校の担当者の方がチーム医療の話をしに来てくださり、そのときにリハビリの仕事や作業療法士を知りました。

部活は軽音部に入っていたので、肉体派イメージの理学療法士より自分に合いそうだなと作業療法士に惹かれました。

三田校に進学を決めるまでには、地元の学校などにも見学に行ったのですが、閉塞的なビルのイメージのところが多く、広くてのんびりした雰囲気の三田校が自分には合うな、と決めました。

 

――――こちらの病院への就職はどのように決められましたか?

実習で別の県立病院で学ばせていただいたとき、発達(小児)分野の患者さんと関わる機会がありました。

将来的にはその分野に進みたいと考えるようになり、公務員としての作業療法士の試験を受け、こちらに配属されました。

この病院では救急医療にも力を入れており、淡路島の中枢病院として毎日多くの患者さんが来られます。日々、さまざまな経験をさせていただいています。

 

――――現在はどのようなお仕事をされていますか?

急性期の病院なので、さまざまな患者さんが来られます。1日に12人~17人程のリハビリを担当させていただいています。

入職してから半年で、まだまだ勉強することがたくさんあります。評価やプログラムの見せ方などの技術は自分で調べたり先輩に聞いたりして、少しでもリハビリに還元していきたいです。

 

――――学校での学びはお仕事にどうつながっていますか?

正直、国家試験に向かう勉強は資格を取るためのものなので、現場に出て本当に必要になるのは実習での経験、特に壁に当たった時に突き詰めて考えたり、乗り越えたりした経験だと思います

自分にとっては3年生の評価実習のとき、認知症の方を専門とした病院でひとつのことに特化して学んだことがとても実になったと思っています。

図1

――――最後に、「作業療法士」とはどんな仕事だと思いますか?

自分は作業療法士とはどんな仕事なのか調べましたが、明確な意味がわかりませんでした。本当に幅の広い仕事で、今でも「理学療法士との違いは?」と聞かれると明確に答えられません。

それでも調べてみて自分が思っているのは、もっと地域に出て、どんな人にも社会適応をめざしてもらえるようにならないと、ということです。

世界の作業療法士はどんな場所・立場の人にもリハビリをします。日本ではまだまだ医学的に捉えているところがあるので、変わっていかなければいけないな、と思っています。

 

籔中さん、ありがとうございました!!

目標に向かって頑張る患者さんを身体面・メンタル面の両方から支える作業療法士の仕事。

頑張れそうか確かめたい方は、職業体験オープンキャンパスでその幅広さを体感して、納得の進路選択をしてください!

OT_OC

 

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