皆さんこんにちは。義肢装具士科入学事務局です。
今回のブログでは、8/1~5に行われた、海外から講師をお招きした特別講義&実習についてご紹介します☆
義肢装具士科4年制では、海外の大学から講師をお招きし、特別講義や実習を行うカリキュラムがあります。
今年度も香港理工大学からウォン先生をお招きし、1週間、義肢装具士科4年制3年生の授業をご担当いただきました。
授業の内容は、脳性麻痺の子どもさんに対する装具について、ということで、病気や症状の理解だけでなく子どもとのコミュニケーションの取り方、装具療法の進め方なども同時に学びました。この中では、子どものモデル患者さまにお越しいただき、採型から製作、適合までをさせていただきました!
☆ 実習後の感想☆
“初めての子どもさんと関わる実習で、成人の方とは違ったコミュニケーションや接し方の難しさを実感し、患者さんの緊張をほぐすことでお互いの距離感だけでなく、筋緊張(筋肉の強張り)までもほぐせるということを感じ取ることが出来ました。”
“子どもさんは不安だと保護者の方の表情や声色を気にかけていると感じました。そのため、最初のコミュニケーションで保護者の方の不安を解消することが大切だと思います。集中するあまり保護者の方とのコミュニケーションがおろそかになりがちですが「挨拶」「自己紹介」を通して、子どもさんに対応しているときも気遣いをすることでコミュニケーションが生まれ、大切な情報を得ることが出来ました。”
学生が持っているのは、実際に製作した装具です!
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