こんにちは!義肢装具士科です。
明日の2月27日、義肢装具士の国家試験がおこなわれます。
毎年東京の有明で行われるため、三田校の学生はツアーを組んで、新幹線で新大阪から東京まで全員で行き、近くにホテルを借りて国家試験に挑みます。新幹線のなかでは学生が教科書を開いてクイズを出し合ったりし、全員で合格したいという気持ちが伝わってきます。
3月27日には合格発表があります。国家試験に合格できたものは、はれて「義肢装具士」となります。専門学校を卒業するだけでは義肢装具士にはなれません。この国家試験を一つの目標に義肢装具士科4年制では3600時間、3年制では2700時間に及ぶ授業をこなしてきました。国家試験は5択形式の問題を基本に出題されます。選択問題だからこそ運に頼らず実力で、今までの学生生活の中にヒントや答えがあります。今までの成果を信じ最後まで考えることをあきらめず一問一問正解を導き出してほしいと思います。
また、国家試験は一つの目標ではありますがゴールではありません。義肢装具士として国家試験の合格はスタートとなります。多くの人を、義肢装具を通して支援し、その方の可能性を広げることのできる素晴らしい仕事が待っています。
学生生活の集大成として、学生はこの日を目標に必死で勉強をしてきました。是非全員で合格できるようがんばりましょう。