>>ISPOの技術協力とわが国の期待される役割

1)ISPOは、義肢装具・リハ工学に関する公平かつ非政治的で協調的な諮問団体であり、他の国家的、また、RI、WHO、WOC、ICRC、ILOなど国際的な団体と緊密な関係をもち、義肢装具サービスの向上をめざすことを目標としている。
2)ISPOは、義肢装具・リハ工学に関する出版(年3回、“Prosthetic
orthotic International”)を行っている。そして、地域または国際的なコース、セミナー、シンポジウム、カンファレンスなどを通じてメンバ一間の学識的な情報交換を行っている。最近では、本年3月タンザニアで、来年3月にはタイのパタヤで「切断術と義足」のコンセンサス・カンファレンスを行う予定である。最大の行事は3年毎に開催する世界会議であり、1989年第6回の世界会議を本協会の主催のもとに神戸で開催し、多大の評価を得た。
3)ISPOは、義肢装具・リハ工学にかかわる専門職の教育と訓練に責任をもっている。特に重要な問題は、先進国とくに教育過程の異なる欧米における義肢装具士の教育の標準化である。それとともに近年ISPOとしては、開発途上国における義肢装具サービスを技術者の教育標準を保つなかで、具体的にどのように進めていくかが問題となっている。ISPOは、WHOとの協力のなかで標準化した教育・訓練プログラムを作っており、今後ますます、開発途上国や他の国際組織と協力し、適切な指導を行っていくことが大きな役割となっている。
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