2015年10月は、『精神保健福祉士として第2の人生をスタート』というテーマで講演会を実施しました。
講演者は、2005年度卒業生の梶原由美さんです。
精神保健福祉士の梶原さんは、
本校卒業後に障害者社会復帰施設でサービス管理責任者を努められていましたが、
加古川に設置されたPFI刑務所(半官半民の刑務所)で勤務されていました。
具体的には受刑者が出所後、社会の一員としてスムーズに社会復帰して生活できるよう、
在所中から家族や市町村役場などの関係者・関係機関と連絡調整をして
住む場所や働く場所の準備やその支援をされていました。
その後、再犯防止には怒りのコントロールが不可欠であることに気づき、
より自分らしくサポートがしたいと考えアンガーマネジメントを学んで独立・開業に至りました。
梶原さんからは、「私は『人は変われる一緒なら。』をモットーに活動しています。
皆さんもアンガーマネジメント(怒りのコントロール)を上手に用いて、
『あせらない、おこらない、いばらない、くさらない、まけない自分に!』」とメッセージを送って下さいました。
参加された方から、
「司法関係で働く精神保健福祉士の役割についてよく知ることができた。」
「今後の進路に生かすことができた。」
「入学に向けての後押しになった。」と感想をいただきました。
今後の梶原さんのご活躍をお祈りしております。
次回の講演会は、2015年11月22日(日)14時~15時30分
講演内容は、『病院・施設における精神保健福祉士の役割と業務』です。
是非、ご参加ください。お待ちしております。