2016年6月は、『大学で学んだ心理学を活かせる資格、精神保健福祉士』というテーマで講演会を実施しました。
講演者は、2004年度卒業生の藤井志帆さんと2010年度卒業生の鈴木ちあきさんです。
相談支援事業所で働く藤井志帆さんからは、精神保健福祉士を目指された動機や臨床心理士ではなく精神保健福祉士を選ばれた理由、地域における相談員の業務内容とやりがい、学校生活、そして、精神保健福祉士として時々自身の業務の振り返りを行うことの大切さについて事例を通してお話して下さいました。
精神科病院で働く鈴木ちあきさんからは、精神保健福祉士を目指された動機や臨床心理士ではなく精神保健福祉士を選ばれた理由、医療機関における精神保健福祉士の役割とチーム医療の重要性、そして、結婚・出産・子育て等ライフイベントを経て職場復帰をされたご自身の経験に基づき実感された国家資格の強みについてお話して下さいました。
参加者の皆さんからは、
「医療機関と地域の施設を利用される方々に向けての具体的な支援の流れについて伺う事ができ、精神保健福祉士の仕事について自分の中のイメージを明確にすることができました。」
「卒業生そして、現場のタイムリーな声を聞く事が一番参考になるので、また講演会に参加させていただきたいと思います。」
「お二人とも精神保健福祉士として、人の人生に深く関わる事ができ、やりがいを感じるとおっしゃられていたことがとても素敵な仕事だと思いました。」
と感想をいただきました。
今後の藤井さんと鈴木さんのご活躍をお祈りしております。
次回の講演会は、2016年7月18日(祝・月)14時~15時です。
講演内容は、『スクールソーシャルワーカーの仕事』です。
是非、ご参加ください。お待ちしております。