10月は、「精神保健福祉士の新たな可能性」をテーマに講演会を実施致しました。
講演者は、2015年度卒業生の竹川久子さんと2006年度卒業生の吉谷晶子さんです。
竹川さんは精神保健福祉士として、精神障害および知的障害のある方の社会復帰に向けての支援をされています。
業務の一環において、多職種と常に連携を図りながら、
精神保健福祉士として生活技能訓練(SST)という認知行動療法に基づいたリハビリテーションを実施されています。
竹川さんからの「前に進めば新たな扉が開きます。時に困難な場面に遭遇しますが、それが面白いんです。そして、専門職としてのやりがいへと繋がっていくのです。」と、おっしゃられていたことが印象的でした。
吉谷さんは精神保健福祉士として精神障害のある方への復職支援(リワーク)をされています。
講演の終盤では、実際に現場で取り入れられているミニ・ワーク(瞑想体験)を参加者の皆さんと一緒に体験しました。
吉谷さんからは、「精神保健福祉士の勉強を通して、今までの自分の人生の振り返りとこれからの人生を見つめることができます。そして、人生の質を高める方法を見つけることができます。」と、おっしゃっていたことが印象的でした。
今後の竹川さんと吉谷さんのご活躍をお祈りしております。
次回の講演会は、2016年11月27日(日)14時~15時30分です。
講演内容は、『JR福知山線脱線事故によるPTSD経験から保健所で働く精神保健福祉士の今』です。
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是非、ご参加ください。お待ちしております。