アスリートを成功へ導くスポーツ鍼灸とは?100%を引き出す体づくり

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神戸医療専門学校 中央校 鍼灸科はスポーツ・美容・医療・福祉4つの分野全てが学べる3年生! 鍼灸師としてはもちろん、スポーツトレーナーや美容鍼灸など、特定の分野のスペシャリストとしても活躍できる知識と技術が身につきます。

今、スポーツの現場で鍼灸治療に注目が集まっているのをご存知ですか?

実際にスポーツの本場であるアメリカでは、メジャーリーグをはじめ、多くのプロスポーツ選手が肩、腰、膝などのスポーツ障害の起きやすい部位の治療に、鍼灸治療を取り入れています。

そこでこの記事では、スポーツ選手の心身のメンテナンスや、スポーツ障害の予防・治療法として注目されているスポーツ鍼灸について紹介。

スポーツ鍼灸の施術を受けることで得られる効果や、具体的な治療内容などについて解説していきます。

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この記事の執筆者神戸医療専門学校 中央校 鍼灸科

神戸医療専門学校 中央校 鍼灸科はスポーツ・美容・医療・福祉4つの分野全てが学べる3年生! 鍼灸師としてはもちろん、スポーツトレーナーや美容鍼灸など、特定の分野のスペシャリストとしても活躍できる知識と技術が身につきます。

スポーツ鍼灸とは

長期間、スポーツで同じ動きを繰り返していると、一定の部位に負担がかかり、運動時または慢性的に痛みが生じることがあります。

こういったスポーツ障害の予防・治療に、鍼やお灸、ツボ押しなどの鍼灸施術を活用するのがスポーツ鍼灸です。

スポーツ障害にはどんなものがある?

スポーツ障害は、過度な運動や不適切な練習方法などが原因で発症するため、使いすぎ症候群などと呼ばれることもあります。

例えば、走ると膝が痛むランナー膝、ボールを投げると肩の痛みに生じる野球肩、ゴルフで玉を打つ時に肘の内側に痛みが走るゴルフ肘などがその代表例です。

スポーツ鍼灸は、こういったさまざまなスポーツ障害の予防・治療や、スポーツ選手が本番で100%の実力を発揮できるよう、その心身をコンディショニングする方法として、今注目を集めています。

スポーツ鍼灸の3つのメリット

スポーツ鍼灸の3つのメリット
実際にスポーツ鍼灸の施術は、プロのアスリートたちのコンディショニングに活用されています。

スポーツ鍼灸の施術を受ける具体的なメリットは、主に以下の通りです。

  • 疲労の早期回復
  • 怪我の予防
  • パフォーマンスの向上

疲労の早期回復

スポーツによる全身疲労を回復させるためには、じゅうぶんな休息にくわえて血行を改善することも重要となります。

なぜなら、血液はエネルギーのもととなる酸素や栄養を運んだり、体内の疲労物質を排出したりするのに重要な役割を担っているためです。

スポーツ鍼灸は、固まった筋肉をほぐしたり、運動で乱れがちな自律神経を整えたりすることで、血流を促進。

体内に滞っている乳酸などの疲労物質を取り除く、自己治癒力を高めるなどの効果が期待できるため、疲れにくく、回復しやすい体づくりに貢献します。

怪我の予防:怪我をしにくい体づくり

病気になってから治すという西洋医学と異なり、東洋医学では病気を未然に防ぐという考え方が基本です。

鍼灸治療は、こういった東洋医学の考え方に基づいているため、スポーツ障害や運動による怪我の予防にぴったりです。

毎日の体調管理と、定期的な身体のメンテナンス・メンタルケアによって、心身の健康をキープ。

さらに、急な運動による怪我の予防やウォーミングアップの手助けとして、故障が起きやすい部位にはあらかじめ鍼治療を行うなど、常に怪我をしにくいような状態に体を整えてくれます。

パフォーマンスの向上

スポーツ鍼灸の施術を行う鍼灸師は、医療系国家資格である「はり師」と「きゅう師」の資格を持つからだのプロです。

こういった医学的な観点から、骨格の歪みやその改善方法、正しい体の使い方についてのアドバイスを受けることは、競技のパフォーマンス向上につながります。

実際、その知識と技術を活かして、プロのスポーツ選手に運動法を指導するスポーツトレーナーとして活躍している鍼灸師も少なくありません。

スポーツ鍼灸の施術内容

スポーツ鍼灸の施術内容
スポーツ鍼灸では、一人一人の状態や目標に合わせて治療方針を立て、それを達成できるよう、鍼やお灸を用いた鍼灸治療を中心にさまざまな施術を行います。

筋肉をほぐすマッサージや姿勢の矯正を目指す手技療法、音の振動で細胞を活性化させる超音波療法、体のゆがみの調節やパフォーマンスの向上を目的としたトレーニングなど、その種類は多岐にわたります。

一般的な鍼灸との違い

一般的な鍼灸治療とスポーツ鍼灸には、さまざまな違いがあります。

一般的な鍼灸治療では主に、腰痛や肩こり、膝の痛みなど、身体にさまざまな痛みを抱えている患者さんを対象に、心身の不調の改善を目的とした施術が行われます。

それに対してスポーツ鍼灸では主に、運動量が多い人を対象に、スポーツによる怪我の治療や予防、パフォーマンス向上などを目的として施術が行われるという違いがあります。

また、東洋医学だけではなく、スポーツ医学や整形外科的な観点から、総合的なアプローチを行うこともスポーツ鍼灸の特徴といえるでしょう。

スポーツ鍼灸でよく用いられる鍼

スポーツ鍼灸で行われる鍼治療としては、主に以下のようなものがあります。

  • 豪鍼
  • パルス(電気鍼)
  • 円皮
  • てい鍼

一つずつその特徴について見ていきましょう。

豪鍼

豪鍼とは、一般的な鍼灸施術によく用いられる代表的な鍼で、スポーツ鍼灸でもよく用いられます。

鍼を刺すと聞くと何だか痛そうなイメージがありますが、実際には0.1㎜~0.3㎜と髪の毛の太さと同じくらいかそれ以下のものを使用することが多いため、痛みはほとんど感じません。

こういった鍼でさまざまなツボを刺激することは、血行を促進し、自己治癒力の向上や筋肉の痛みを解消するのに役立ちます。

パルス(電気鍼)

電気鍼(パルス)とは、刺した鍼に低周波の電気を流す治療法です。

通電によって短時間で効率的に筋肉にアプローチし、血流を促進。

筋肉の疲労緩和や、慢性的な凝りを改善する効果が期待できます。

円皮鍼

置き鍼とも呼ばれる円皮鍼は、直径約1.5㎝程度のテープの中心に、細く短い鍼が付いているものです。

テープで貼るだけで、普段の生活の中でも鍼治療の効果を持続させることができるため、痛みの強い部分や不快な部分への継続的な治療によく用いられます。

てい鍼

てい鍼とは、刺さずに使用する鍼です。

押したりこすったりと、皮膚に軽い刺激を与えることで、自律神経を整えます。

先端が丸まっているため皮膚に刺さることはありません。

このため痛みに敏感な方や鍼への恐怖心がある方でも、ストレスなく使用することが可能です。

スポーツ鍼灸でよく用いられるツボ

鍼治療だけでなく、指でツボを刺激するのもスポーツ鍼灸の施術の一つです。

スポーツ鍼灸でよく刺激するツボとしては、主に以下のようなものがあげられます。

  • 委中(いちゅう)
  • 承山(しょうざん)
  • 懸鍾(けんしょう)

委中(いちゅう)

委中(いちゅう)とは、膝関節のちょうど真裏にあるツボです。

腰や足の痛み、足の疲れを緩和する効果が期待できます。

ウォームアップやクールダウンのストレッチの際に押してみるとよいでしょう。

承山(しょうざん)

承山(しょうざん)とは、ふくらはぎの、膝を足首を結んだ線のちょうど中間にあるツボです。

ふくらはぎの疲れ、ねんざ、足のむくみなどを緩和する効果が期待できます。

走り終わった後や、何となく体がだるい、重いという時に押してみましょう。

懸鍾

懸鍾(けんしょう)は、外くるぶしの指4本分あがったところにあるツボです。

足首の疲れ、足首のねんざ、頸部のこわばりなどを緩和する効果が期待できます。

また、寝つきがよくなる効果も期待できますので、寝る30分~1時間前に押してみるのもおすすめです。

スポーツ鍼灸を受けるのにおすすめの人

スポーツ鍼灸を受けるのにおすすめの人
スポーツ鍼灸は、スポーツ障害の予防・治療や、競技でのパフォーマンス向上などに効果が期待できるため、プロ・アマチュアに関係なく、スポーツに取り組むすべての方にとって受ける価値のある施術です。

野球やサッカー、水泳、バレーボール、バスケットボール、陸上、ラグビー、バトミントン、アメフト、ゴルフ、テニス、卓球、柔道など、どの競技でもその効果が期待できます。

また、最近では一般の方でも、マラソンやロードバイクなどによるスポーツ障害も多くなっていますので、こういった運動の趣味がある方にもおすすめです。

スポーツ鍼灸の施術を受けるには

スポーツ鍼灸の施術を受けたい場合は、スポーツ鍼灸に力を入れている鍼灸院を探しましょう。

スポーツクラブに併設されている鍼灸院や、トレーナーの資格を持っている鍼灸師がいる鍼灸院だと、専門的な施術を受けやすいといえます。

ただし、一口にスポーツ鍼灸といっても、実際の施術は鍼灸院や担当者によって異なります。

来院前に、HPで施術例をチェックしたり、あらかじめ電話で確認したりしておくと安心です。

スポーツ鍼灸師になるには

中には治療を受ける側ではなく、スポーツ鍼灸の施術を行う側として活躍したいという方もいらっしゃるでしょう。

スポーツの関わる鍼灸師として働くためには、国家資格である鍼灸師の免許を取得する必要があります。

とはいっても、実は鍼灸師という名前の資格はありません。

『はり師』と『きゅう師』の資格を取得し、登録申請することで、鍼灸師の免許が取得可能となります。

そして筋肉やトレーニングに関する知識と技術を学べば、スポーツ鍼灸師として働くことが可能です。

スポーツ鍼灸師を目指すなら、神戸医療福祉専門学校中央校の鍼灸科がおすすめです。

3年制の専門学校で、スポーツ・美容・福祉・医療などさまざまな分野の授業が履修可能。
様々な現場で求められる鍼灸師が目指せます。

国家資格試験も95.5%と安心と抜群の合格率(※開校~2020年度実績)となっていますのでぜひ一度、神戸医療福祉専門学校中央校の鍼灸科をチェックしてみてください。

まとめ

スポーツ鍼灸とは、スポーツ選手のコンディションを整える鍼灸施術。

スポーツ障害の予防・治療に効果的で、そのほか正しい体の使い方を指導したり、心身の定期的なメンテナンスを行ったりすることで、疲労の早期回復や怪我をしにくい体づくりに貢献します。

本番で常に最大のパフォーマンスを発揮できるよう、鍼灸の力を借りてみてはいかがでしょうか?

また、そんな風にスポーツ選手の活躍を支えるほか、多くの人が運動を楽しめるようサポートするスポーツ鍼灸師を目指すなら、専門学校への進学がおすすめです。

神戸医療福祉専門学校中央校の鍼灸科は、スポーツ・美容・福祉・医療など、自分の活躍したい分野が学べます。

スポーツ障害発生のメカニズムや、スポーツ競技の特性に合わせた治療、ケガ予防のためのテーピングなど、スポーツ選手に対する様々な施術を学びたい方は、ぜひ進学を検討してみてくださいね。

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卒業生の声

「鍼灸とエステを融合させた施術を行うサロンで活躍中」(2013年度卒業)

「25歳で開業、今では1日30名以上の患者様を治療。2017年に2店舗目も」(2010年度卒業)

「訪問鍼灸専門の治療院を開業」(2008年度卒業)

「鍼灸院を営みながらスポーツトレーナーとして活動」(2006年度卒業)

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