
神戸医療福祉専門学校
救急救命士科神戸医療福祉専門学校 三田校 救急救命士科は、関西初の救急救命士養成校!
国家試験の合格率は12年連続100%で、2年という最短のカリキュラムで確かな知識と技術が身につきます。授業では、消防などの現場で最前線で活躍する卒業生が、実際に指導を行う特別実習もあります。
救急車内で傷病者に対して処置を行なっていく救急救命士の気になる給料や年収は?
救急救命士は医療に携わる国家資格としてある職業でありながら、勤務状況がほかの医療系の職業と比べて特殊であることから、給料や年収にも違いがあります。
そこで今回は、日本全国に消防署などの消防機関で活躍する救急救命士の給料や年収について解説していきたいと思います。
神戸医療福祉専門学校は、救急救命士として活躍するのに必要な知識や技術を学べる専門学校です。
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目次
救急救命士の平均給料は?年収と月収
はじめに、救急救命士の平均給料についてその年収と月収を見ていきましょう。
救急救命士の平均給料は消防士と同じように設定されていることから、平均月収は約34万円、平均年収は約635万円となっています。
日本人の平均年収である約433万円と比べると高い水準にあるといえるでしょう。
引用:総務省「令和3年4月1日地方公務員給与実態調査結果」
引用:国税庁「令和2年分 民間給与実態統計調査」
初任給
救急救命士の初任給は、 約25万3000円です。
ただし、これは東京消防庁に勤務した場合(2021年)です。
地方公務員の給与は自治体によって異なるため、実際の収入には少し地域差があります。
各種手当
救急救命士には、基本給とは別に以下のようにさまざまな手当が支給されます。
- 時間外手当
- 夜勤手当
- 出動手当
- 特殊勤務手当
支給の基準や金額は自治体によって異なり、一つ一つは決して高額ではありませんが、全て合わせると1ヶ月で約10万円程度になるようです。
時間外手当
正規の勤務時間以外に働くことになった場合に支給される手当です。
仮眠時間中に出動したり、休日に消防のイベントなどで出勤したときなどに発生します。
夜勤手当
夜勤があると支給される手当です。
22時〜5時の深夜帯に勤務することで発生する深夜割増手当などもあります。
出動手当
救急業務のため出動した職員に支給される手当で、1回の出動ごとに支払われます。
救急救命士や救急隊員が救急活動をした際に支給される救急手当などもあります。
特殊勤務手当
危険な仕事や精神的な苦痛が伴うとされる勤務に携わった場合に支給される手当です。
火災現場や高いところなど危険な場所での救助活動や、亡くなった方の搬送など精神的に負担の大きい仕事で発生します。


救急救命士の昇給とボーナスの仕組み
次に、救急救命士の昇給と賞与(ボーナス)についてお話ししていきます。
救急救命士の場合、地方自治体によって異なりますが、ほとんどが昇給は毎年年に一回、ボーナスも年二回支給されています。
昇給は年齢に応じてというケースが多く見られ、平均月収も20代の約22〜30万円台から30代で約30〜40万円、そして40代になると約40〜50万円となります。
よってボーナスも同様に20代の約100〜130万円台から、30代で約130〜170万円、40代で約175〜200万円と上がっていきます。
以上のことから、救急救命士は長年勤務しながら役職に就いていくことで、収入があがっていく職業だといえるでしょう。
参考:総務省「令和3年4月1日地方公務員給与実態調査結果」
学歴で生涯年収が変わるって本当?
救急救命士になる最短ルートは、大学や専門学校の養成課程を卒業して国家試験に合格することです。
どちらを卒業しても仕事内容に違いはありません。
一般的には大卒の方が初任給の金額が高く、昇給のスピードも早いといわれていますが、専門卒の場合はそのぶん早くから現場に出られるため生涯年収はほぼ変わらないといえるでしょう。
とくに救急救命士は専門的なスキルが求められるため、現場経験がものをいう仕事です。
このため「より高度な処置を行うポジションに就くには高卒の方が有利。」といわれることも少なくありません。
神戸医療福祉専門学校三田校は、救急救命士が目指せる専門学校です。
2年という最短のカリキュラムで、現場で即戦力となれるような救急救命士として活躍するための知識と技術が身につきます。
また、救急救命士になるには高校卒業後すぐ消防官となり、働きながら資格取得を目指すという方法もあります。
しかしその場合は、
・救急隊員としての実務経験を5年以上(または2000時間)以上積む
・救急救命士の養成校で半年以上研修を受講する
という条件を満たしてから国家試験に合格する必要があります。
資格取得まで時間がかかるほか、働きながら試験対策をしなければならないことを考えるとなかなか厳しい道のりだといえるでしょう。
救急救命士の収入は高い?
日本の平均年収と比較しても、救急救命士の給与水準は高い傾向にありますが、他の地方公務員や医療系職種と比べるとどうなのでしょうか?
地方公務員と比較した場合
地方公務員の全職種の平均年収は、約630万円。
それと比較して、救急救命士の平均給料は約635万円とやや高めの傾向にありますが、その理由は特殊な勤務状況にあります。
公務員の給料は、法律によって定められた俸給表に沿って支払われますが、救急救命士のほとんどが就く消防士はその中でも公安職俸給表の適用を受ける職業です。
公安職俸給表とは、警察官など国や地域を守る公安職に適用されるもので、危険と隣り合わせの仕事かつ変則勤務であることから他の俸給表よりも高い給与水準が設定されています。
これに加えて諸手当もつくことから、救急救命士の収入は他の地方公務員と比べて高めだといえます。
参考:総務省「令和3年4月1日地方公務員給与実態調査結果」
医療系職種と比較した場合
平均年収 | |
---|---|
救急救命士 | 約635万円 |
看護師 | 約508万円 |
放射線技師 | 約544万円 |
臨床検査技師 | 約509万円 |
理学療法士・作業療法士 | 約431万円 |
歯科衛生士 | 約375万円 |
参考:厚生労働省「令和4年賃金構造基本統計調査」
最近よく医療従事者という言葉を耳にするようになりましたが、実はこの単語に明確な定義はありません。
そこで今回は、救急救命士と同じように医療系専門学校を卒業し、国家資格を取得することで従事できる医療系職種の平均年収を表にまとめました。
数値を見ても分かる通り、救急救命士の収入は同じ医療系職種の中でも高い傾向にあるといえます。


まとめ
いかがでしたでしょうか。
救急救命士は基本給に加えて諸手当が付与されることから、日本の平均年収や同じ地方公務員・医療系職種の中でもその給与水準は比較的高いといえます。
しかし、それは命を守るために24時間体制で働いていること、そして日々危険と隣り合わせの仕事を
しているという事実があっての金額です。
それだけやりがいもあれば、同じように責任感も求められる職業であるということを忘れないようにしましょう。
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卒業生の声
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「学校で学んだシーンに遭遇する場面もある」(鳥取県立八頭高等学校出身)
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