介護福祉士を学べる専門学校と大学の違いについて

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神戸医療福祉専門学校 中央校 介護福祉士科は13年連続で就職率100%!
文部科学大臣から、より実践的な職業教育に取り組んでいる専門学校として「職業実践専門課程」の認定を受けており、2年間で即戦力となる介護福祉士が目指せます。

これから介護福祉士を目指す方にとって悩みどころの1つは、介護福祉士を目指せる専門学校と大学の違いについてではないでしょうか。

学校選びの際は、カリキュラムや学費はもちろんですが、具体的な授業内容や目的などを調べます。しかし、専門学校と大学の違いを把握していなければ、卒業後の進路で困る可能性もあるので事前に理解しておくのが大切です。

介護福祉士を目指す方へ向けて、専門学校と大学の違いや特徴をご紹介していきます。

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この記事の執筆者神戸医療専門学校 中央校 介護福祉士科

神戸医療福祉専門学校 中央校 介護福祉士科は13年連続で就職率100%!
文部科学大臣から、より実践的な職業教育に取り組んでいる専門学校として「職業実践専門課程」の認定を受けており、2年間で即戦力となる介護福祉士が目指せます。

介護福祉士科の専門学校と大学の比較表

男性と女性の医療関係者まずは、こちらに介護福祉科の専門学校と大学を、表で比較しました。

専門学校 大学
授業内容 現場で働くために必要な実践的な知識と技術を学ぶ 知識や理論を学び、学士取得を目指す
年数 実習を交えた専門的な授業が中心。 主に理論的な部分や研究を中心とした授業。
方向性 介護福祉士として働く。 介護福祉士以外の分野への業界へ就職可能。

同じ介護福祉士科のある大学と専門学校でも、授業の目的が大きく異なる点に注目です。介護福祉士として働きたい・即戦力を身に付けたい方は、専門学校がおすすめでしょう。

また、介護福祉士にも興味があるが、他分野への就職にも関心がある方は、大学への進学を検討してみてはいかがでしょうか。

介護福祉士になるまでにかかる期間

介護福祉士になるには介護福祉士の国家資格が必要です。そして、国家資格取得には主に3つの方法があり、長くて3年程度で介護福祉士の仕事に就くことができます。

そして介護福祉士科のある大学もしくは専門学校を経て、介護福祉士になる場合は卒業後すぐに働くことが可能です。

具体的な期間は人によって異なるため、3年ないし2年を目安として考えておくといいでしょう。

専門学校の場合

介護福祉士科がある専門学校は、一般的に2年のカリキュラムで設定しているため、国家試験を1回で取得できれば最短2年で介護福祉士になれます。

また、専門学校の場合は授業内容に、実習や地域の方とのコミュニケーション、介護施設での研修なども組み込まれているので、知識だけでは分からない部分も経験できるのが魅力です。

大学の場合

大学は4年制ですが短大は2年や3年制ですので、大学と短大どちらに入学するかによって介護福祉士の資格取得までの期間も変わります。

短大の場合は、専門学校のように実践的な技術や知識を学べる傾向で、4年制大学は主に理論や研究を中心とした内容です。

早く介護福祉士の国家試験を受験したい方は、介護福祉士科を設けている短大を選ぶのもいいでしょう。

卒業後の進路

卒業後の進路については本人の目的によって変えられますが、大学と専門学校どちらに入学するかでも変わります。

大学の場合は介護福祉士の資格を活かして、福祉施設への就職はもちろん介護以外の科目もあるので、幅広い知識を身に付けられ介護業界以外で働くことも可能です。また、大学院で更に研究や勉強を続けることもできます。

一方専門学校は大学と違い介護福祉士の資格取得に向けた授業や、現場で働ける技術を身に付けることができます。そのため特別養護老人ホームや介護老人保健施設、身体障がい者療護施設などの福祉施設への就職が一般的です。

カリキュラム

続いて大学と専門学校のカリキュラムに関する違いを、分かりやすくご紹介します。どちらも福祉関係の知識を学べるものの、目的に沿ってカリキュラムの内容や方向性も違っているのが特徴です。

専門学校の場合

介護福祉士科を設けている専門学校の一般的なカリキュラムは、こちらです。

  • 介護技術・知識に関する授業
  • 介護関係の実習(介護福祉施設での実習や訪問介護実習など)
  • コミュニケーションスキルを上げるための実習(地域の方達とのコミュニケーションやレクリエーション活動)
  • 社会福祉に関する授業
  • 医療ケアや心理学、社会に関する専門的な授業
  • 介護福祉士の資格取得へ向けた授業や対策ゼミなど

何度か触れていますが専門学校は、介護福祉士としての資格取得と即戦力を付けることを目的としたカリキュラムです。

大学の場合

大学のカリキュラムは、介護福祉や社会福祉関係の授業の他に共通科目を設けているのが一般的です。

  • 共通科目(例:第二言語、情報処理、体育理論、総合教養など)
  • 心理学
  • 社会福祉の基礎理論
  • 社会福祉関係の実習
  • 医学論

短大の場合は共通科目が少ないケースもありますが、4年制大学の場合は共通科目と専門科目の割合が同じ傾向です。また、専門学校と違い講義(座学)が非常に多いのも、大学の特徴でしょう。

学費

介護福祉士になるためには、専門学校と大学どちらに入学しても学費が必要です。しかし、学費に大きな違いがあるので、費用面も検討した上で選択しましょう。

専門学校の場合

専門学校は主に以下の費用項目に分かれていて、一般的に200万円前後です。

  • 入学金
  • 授業料
  • 実習費用

そして1年目は入学金と授業料、2年目は授業料と実習費用といった費用が掛かる傾向です。更に諸経費として教科書や実習着・検定料など細かな費用も発生します。

大学の場合

大学の場合は専門学校と違い、多数の費用項目があります。

  • 入学金
  • 授業用
  • 各種設備使用費(複数に分かれていることが多い)
  • 実習費用
  • その他諸経費や後援会費など

学費は1年で100万円~200万円前後かかるため、4年制大学では400万円~600万円、短期大学は200万円前後です。

専門学校で介護福祉士を学ぶメリット

3人の医療関係者将来、介護福祉士として働くことを目標としている方は、専門学校で学ぶことをおすすめします。そこで、ここからは専門学校で学ぶメリットについて解説していきます。

大卒より早く資格を取得可能

専門学校で介護福祉士の授業を受けるメリットは、大学よりも早く国家資格の介護福祉士を取得できる環境だからです。

大学の場合は、4年制であれば最短4年かかります。また、短大は2年や3年制ですが、目的の多くは資格取得よりも幅広い知識と教養、そして介護関係の専門知識を蓄えることです。

その点専門学校は、資格取得へ向けたカリキュラムも組んでいるのでスピーディに学ぶことができます。

専門学校と施設へのパイプがあれば就職に有利

介護福祉関係の専門学校の中には、就職実績が豊富だったり介護施設とのパイプができていたりするケースもあります。

そのため大学と比較して、就職活動に有利な側面もあり仕事に就きやすいといえるでしょう。もちろん就職実績が豊富だからといって、自分も必ず就職できると考えず目の前にある課題やカリキュラムをこなしつつ、国家資格取得を目指しましょう。

まとめ

介護福祉士科を設けている大学と専門学校は、どちらも介護に関する専門的な知識を学べる場所です。しかし目的とカリキュラム、学費と資格取得までの期間に違いがあります。

資格取得までの期間は専門学校の方が短く、介護関係の就職実績も豊富な傾向です。また、即戦力のある人材育成を目的にしています。

一方大学も介護福祉士の資格取得を目指すことができるものの、幅広い知識と教養に加え社会福祉に関する理論や研究を目的としている傾向です。

これから介護福祉士の資格取得や仕事を目指す方は、専門学校を検討してみてはいかがでしょうか?

介護福祉士になるには

介護福祉士を目指すなら神戸医療福祉専門学校で学びませんか?

神戸医療福祉専門学校介護福祉士科では、国家試験全員合格と就職全員内定に向けて取り組んでいるので、国家試験である介護福祉士の合格率は96.8%!(2017~2020年度実績)
また、希望者の就職率は13年連続100%に達しています。(2009~2020年度実績)

学内でじっくりと学んだ後、自信をもって学外実習にのぞめ、2年間の多彩な実習で即戦力となる介護福祉士を目指します。

在校生の声

「先生と相談がしやすい距離感!」(兵庫県立神戸商業高等学校出身)

「国家試験に向けてのサポートが充実!」(私立神戸常盤女子高等学校出身)

「一緒に実技を練習したり、なんでも相談しあえる仲間ができた!」(姫路市立飾磨高等学校出身)

>>在校生の声の詳細はこちら

ご興味がある方はぜひ以下のリンクより学校の詳細をご覧ください!

監修・運営者情報

監修・運営者<神戸医療福祉専門学校 中央校>
鍼灸・介護・精神
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