
義手や義足は体の一部となり、世界中の人々の生活を支えています。
そんな義手や義足が、「かっこいいもの」としても世間から注目されるようになっています。
今回はかっこいい義手の開発や、そもそもなぜかっこいい義手が注目されるようになってきたのかということを解説していきます。
目次
世界中で作られるかっこいい義手について
義手の研究開発は世界中で進められていて、日本でも最新の義手の研究を行なっています。
スタイリッシュな見た目の義手もどんどん開発されていて、子供が義手ユーザーの方を見て「かっこいい!」と握手を求めることもあるほどです。
装飾用義手と呼ばれる、肌に似せたリアルな義手もありますが、メカニックな見た目の義手に魅力を感じる方も多いです。
また近年では、筋電義手のような優れた機能を持つ義手も開発されています。
筋電義手は脳からの指令によって動かすことができるので、本物の手を動かすのと同じ感覚で義手を動かせるのです。
筋電義手の仕組みを詳しく知りたい方は、次の記事をご覧ください。
さらにアメリカの研究チームが、手を動かす感覚を感じることができる義手を開発しています。
従来の義手では、腕や手のある場所や指の開き具合などは感じることができず、義手の動きを目で確認しなければなりませんでした。
しかし最新の研究では、目を閉じたままでも動きが感知できる義手が開発されています。
以上のように、見た目や機能面が優れたかっこいい義手が、世界中で開発されているのです。
参考URL:WIRED


かっこいい義手の需要が高まっている理由
このようにかっこいい義手の需要が高まり、開発も進んでいますが、なぜこのようなことが起きているのでしょうか。
ここからは、義手のかっこよさが注目されている理由について見ていきましょう。
義手のファッション化が進む
デザイン性に優れた義手が数多く開発されていることや、比較的安い値段で義手が作れるようになっていることから、義手をファッションとして楽しむものと考える方も増えています。
洋服に合わせて義手を付け替えるという楽しみ方もでき、今までは義手を隠していたけど、おしゃれでかっこいい義手に変えたら堂々と見せられるようになったというケースもあります。
SNSに自分の義手の写真を載せると、「かっこいい!」と大きな反響があったというケースも。
また義手のファッションモデルの登場や、有名な写真家がパラアスリートのポートレート(人物写真)を撮影したことからも、「義手はかっこいいもの、おしゃれなもの」という新しい価値観が生まれていることが分かります。
アニメやゲームの影響
特に日本のアニメやゲームでは、義手のキャラクターが活躍する作品が多いです。
たとえば武器を仕込んだ義手など、作品の中で義手は強くてかっこいいものとして描かれていることも多いです。
こうした作品の影響で、義手を知っていたり、義手のイラストを描いたりと、関心を持つ若い世代も増えています。
自分でかっこいい義手を作りたいなら
かっこいい義手に憧れ、自分でも義手を作ってみたいという方もいるのではないでしょうか。
義手を作る仕事をしたいなら、義肢装具士をめざしてみてはいかがでしょうか。
義肢装具士は義手を始め、義足や装具など体の機能を回復させるための器具を作ります。
医療従事者であり、ものづくりのプロフェッショナルでもある義肢装具士は、「ものづくりで人の役に立ちたい」という方にはぴったりの職業です。
義肢作りでは機能性に優れていること、1人ひとりにぴったりであること、そして高いデザイン性も求められます。
義肢装具士が、いかにレベルの高いものづくりをしているかが分かりますね。
ただ義肢装具士に興味を持っても、どういう風になれば良いのかなかなか想像がつかないかと思います。
義肢装具士になるには医療とものづくりについての専門知識が必要なので、専門学校で実践的に勉強することをおすすめします。
かっこいい義手をつくる義肢装具士をめざすには、基礎的な知識の他にも、海外の義肢装具の知識や、筋電義手など最新の技術を学ぶのも良いでしょう。


まとめ
今まで義手というと、隠さなければならないものというイメージもありましたが、義手のファッション化が進んだことや、アニメ・ゲーム作品の影響から、「義手はかっこいいもの」というイメージが強くなっています。
義手のイメージをさらにポジティブにするためにも、義肢装具士には人々がかっこいいと思う義手を作る使命があります。
かっこいい義手を作る義肢装具士になるには、義肢装具士をめざせる専門学校を探すことから始めましょう。
神戸医療福祉専門学校三田校の義肢装具士科では、パラスポーツの分野や、海外からの特別講師による授業など、プラスアルファを学べる特別実習で、最新の義肢装具についても学ぶことができます。
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