歯医者さんではどんな人が働いている?歯科医院で活躍している職種と仕事内容を紹介

  • 神戸医療福祉専門学校
    言語聴覚士科

  • 神戸医療福祉専門学校 三田校 言語聴覚士科は、関西初の4年制。
    基礎から段階的に学べるカリキュラムと豊富な実習により、確実な力が身につきます。また、各専門分野に通じる専任教員のサポートにより、小児領域から成人領域まで、自分の目指す分野で活躍できる言語聴覚士像が目指せます。

歯科医院で働いている職業といえば真っ先に思いつくのが、虫歯を治療してくれる歯医者さん(歯科医師)ですよね。

しかし実はそれ以外にも、歯科医院にはさまざまな資格や役割を持った人たちが働いています。

そこでこの記事では、歯科医院で活躍している職業を紹介。
国家資格を必要とする仕事とそうでない仕事の2つに分けて、その仕事内容や目指し方について解説していきます。

「歯医者さんにはどんな職業の人が働いているのか知りたい」「歯医者さんで活躍できる仕事に就きたい」という方はぜひチェックしてみてくださいね。

  • 神戸医療福祉専門学校 言語聴覚士科

  • 神戸医療福祉専門学校 三田校 言語聴覚士科は、関西初の4年制。
    基礎から段階的に学べるカリキュラムと豊富な実習により、確実な力が身につきます。また、各専門分野に通じる専任教員のサポートにより、小児領域から成人領域まで、自分の目指す分野で活躍できる言語聴覚士像が目指せます。

歯科医院の種類

まず、一口に歯医者さんといっても、その規模はよく街で見かける歯科クリニックのような小規模なものから、より専門的な診療科目を設けた大規模な歯科医院までさまざまです。

そこでまずは簡単に、歯科医院の種類と特徴について紹介していきます。

歯科診療所

医療法上、診療所とは、患者さんを入院させる施設を有しないもの、または19人以下の患者さんを入院させるための施設を有するものを指します。

しかし、実際には、患者さんを入院させるための施設を有している歯科医院はほとんどありません。

このため一般的に、皆さんが歯医者さんと聞いて思い浮かべるような駅や街中でよく見かける「●●クリニック」と呼ばれるような歯科クリニックは、ほとんどがこの歯科診療所に当てはまります。

病院の中の歯科

歯科は、病院の診療科目の一つとして含まれていることも多いです。

病院とは、患者さんが入院できるベッドの数が20床以上ある医療機関のことを指します。

このように病院の中にある歯科は主に、一般の歯科診療のみを取り扱っているか、歯科の中でも外科手術を主に取り扱う口腔外科のみ、もしくはこの両方を取り扱っているパターンが多くなっています。

歯科病院

歯科の中には、歯科大学の附属病院など、歯科に特化した病院として独立しているような施設もあります。

他の歯科に比べて「歯科麻酔科」や「インプラント科」「補綴歯科」などより細かい診療科が存在するため、そのぶん多くの専門家が在籍しているのが特徴です。

例えば、言語外来や摂食・嚥下リハビリテーション科を設けている歯科病院では、「話す」「聞く」「飲み込む(嚥下)」のスペシャリストである言語聴覚士が活躍しています。

歯科医院で国家資格を必要とする仕事

歯科医院で国家資格を必要とする仕事

歯科医院で活躍している人たちは大きく分けて、国家資格を必要とする職種とそうでない職種の2つに分かれます。

国家資格とは、法律で規定されている資格で、特定の分野において一定以上の知識と技術を有していることを国が認定するものです。

国家資格を取得するには、専門的な授業を受けるなど受験資格を満たして、国家試験に合格しなければなりません。

しかし、そのぶん保有者にしかできない仕事に就けるため、「持っていれば一生食べるのに困らない」と言われるほど、持っていると就職に有利な資格でもあります。

そこで、まずは、歯科医院で働いている人たちの中でも、仕事をするのに国家資格を必要とする以下の職種について紹介していきます。

  • 歯科医師
  • 歯科衛生士
  • 歯科技工士
  • 言語聴覚士

歯科医師

歯科医師とは、むし歯や歯ぐきの病気の治療や予防指導、歯並びの矯正などを行う職業です。

歯科技工士や歯科衛生士、歯科助手などと協力して、患者さんの歯や口腔内、舌や顎などの治療にあたります。

歯科医師になるには、歯科大学や大学の歯学部で6年間の教育を受け、歯科医師国家試験に合格する必要があります。

歯科衛生士

歯科衛生士とは、歯科医師の治療をサポートする専門職です。

その仕事内容は大きく分けると、歯科医師の診療や虫歯の治療をサポートする診療補助と、歯石除去などを行ってお口の中の病気を予防する歯科予防処置、そして正しい歯磨きの方法などを指導する歯科保健指導の3つがあります。

このように口腔ケアのスペシャリストである歯科衛生士となるには、高校卒業後、専門学校や短大、大学などの歯科衛生士養成校で3年以上学び、歯科衛生士国家試験に合格する必要があります。

歯科技工士

歯科技工士とは、歯科医師の指示にもとづいて、歯科技工物の製作・加工・修理を行う医療技術専門職です。

歯科技工物とは、患者さんの失った歯を補うかぶせ物や詰め物、入れ歯や歯列矯正装置などのこと。

歯科医院や病院からの発注を受けて歯科技工物を製作する歯科技巧所で働いてる歯科技工士がほとんどですが、中には病院・診療所などに勤務し、歯科医師から直接指示を受けて作業を進める歯科技工士もいます。

そんな歯科技工士になるには高校卒業後、専門学校や短大、大学などの歯科技工士養成校で2年以上学び、歯科技工士国家試験に合格する必要があります。

言語聴覚士

言語聴覚士とは、「聞くこと」「話すこと」「飲み込むこと(嚥下)」に関するリハビリテーションの専門職です。

主に病院のリハビリテーション科や脳外科、耳鼻科、小児科などで活躍している職業ですが、歯科医師や歯科衛生士などと同様に口腔ケアに関わる職業であることから、最近ではチーム医療の取り組みの一環として、言語聴覚士を採用する歯科医院も増えてきています。

具体的な治療やケアの内容は各医院の方針によっても異なりますが、小児科がある診療所の場合は、子どもたちに対して正しい口の筋肉の使い方の指導や、ことばの発達を支援するのがメイン

そのほか、高齢者に対して嚥下・嚥下(食べること・飲み込むこと)に関するリハビリテーションを行っている歯科病院などもあります。

言語聴覚士になるには、高校卒業後、専門学校や短大、大学など言語聴覚士養成校で3年以上学び、言語聴覚士国家試験に合格する必要があります。

>>関西初の4年制の専門学校♪ 神戸医療福祉専門学校 三田校 言語聴覚士科

歯科医院で国家資格を必要としない職種

歯科医院で国家資格を必要としない職種

ここまで、歯科医院で働いている人たちの中でも、仕事をするのに国家資格を必要とする職種について紹介してきました。

そこでここからは、こういった国家資格がなくとも歯科医院で活躍することのできる職種について紹介していきます。

歯科助手

歯科助手とは、歯科医師や歯科衛生士の診療補助を行う職業です。

ただし、歯科助手はこれらの職種と違って患者さんの口腔内に触れることはできません。

このため基本的には、治療器具の準備や洗浄、カルテの整理を行うなど、「歯科医師や歯科衛生士たちが仕事しやすい環境を整える」という形で治療のアシスタントを務めます。

また、歯科受付の人がいない場合は患者受付やお会計を担当するのも、歯科助手の仕事です。

歯科助手の仕事に就くために必要な資格は特になく、未経験でも応募可能な求人は数多くあります。

しかし、その業務内容にはさまざまな専門知識が求められるため、日本歯科医師会や民間団体などが認定する民家資格を取得したり、歯科助手になるための講座を受講したりしてから応募する人も多いです。

歯科受付

歯科受付とは、歯科医院に受診に来た患者さんの案内・対応を行う仕事です。

業務内容は、電話による来院予約や書類・カルテの整理などの事務全般がメインとなりますので、アルバイトでの採用や未経験可の求人が多いため、誰でも目指しやすい職種だといえるでしょう。

ただし、小さな歯科医院の場合は、歯科助手が受付を兼務しているケースも多くなっています。

まとめ

歯医者さんでは、歯科医師以外にもたくさんの職業の人が働いています。

歯科医師の診療補助を行う歯科衛生士や、患者さんが失った歯の代わりとなる入れ歯や被せ物を製作する歯科技工士など、その仕事内容はさまざまです。

また、最近では複数のメディカルスタッフ(医療専門職)が連携して治療やケアに取り組むチーム医療が推進されていることから、「話す」「聞く」「飲み込む」のリハビリ専門職である言語聴覚士が在籍する歯科医院も増えてきています。

神戸医療福祉専門学校 三田校は、言語聴覚士が目指せる関西初の4年制の専門学校です。

言語聴覚士という職業に興味のある方はぜひ、オープンキャンパスや資料請求で、さらにその仕事内容や魅力について知ってみてくださいね♪

監修・運営者情報

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