
今日、多くの人々がメンタルヘルスから注目されており、メンタルヘルスに関わる資格を取得できたらと考えている人が増えてきています。
とはいえ、メンタルヘルス資格の種類やメンタルヘルス取得のメリット、資格の将来性などが見えてないと動けない人も多いと思います。
そこで、このページではメンタルヘルスの資格をテーマに、さまざまな観点から解説していきたいと思います。
目次
メンタルヘルスに関わる資格の種類
メンタルヘルスにかかわることができる資格は、国家資格、民間資格のいずれにあり、それぞれ資格ごとに果たせる役割が異なっています。
ここでは、国家資格と民間資格でどのような資格があるのか、そして資格ごとにどのような役割を果たせるのかを見ていきたいと思います。
メンタルヘルスに関わる国家資格
まずは国家資格から見ていきましょう。
メンタルヘルスの問題に関わることができる資格として挙げられる国家資格として、精神保健福祉士、社会福祉士、公認心理師の3種類が挙げられます。
精神保健福祉士
精神保健福祉士は精神に障がいがある人に対し、さまざまな援助を行うことができる国家資格で、ソーシャルワーカーとも呼ばれています。
メンタルヘルス対策に関してできることとしては、EAP(従業員支援プログラム)という形で、メンタルヘルスを保ち、復帰へ向けてのサポート、そしてストレスチェックの実施とさまざまな仕事を果たすことができます。
精神保健福祉士令和3年6月末日時点で、精神保健福祉士の登録者は94,649人いると言われています。
社会福祉士
社会福祉士は本来社会保険や労務関連の管理に関してのサポートなどを行なうための国家資格ですが、メンタルヘルスに関連する仕事をすることもできます。
メンタルヘルス対策に対してできることとしては、労務にかかわるサービスからサポートを行う、もしくは関連することに対しての指導を行えます。
公認心理師
公認心理師は2018年度の施行により誕生した心理の分野を専門とする国家資格で、メンタルヘルスに関連する仕事に関わることができます。
メンタルヘルス対策に対してできることとしては、対象となる人々にカウンセリングを行い、さまざまな療法でサポートを行うことに加え、ストレスチェックの実施ができることが挙げられます。
民間資格
次に民間資格から見ていきましょう。
メンタルヘルスの問題に関わることができる資格として挙げられる民間資格として、代表的なものとして下記の3種類が挙げられます。
メンタルヘルス・マネジメント検定
メンタルヘルス・マネジメント検定は大阪商工会議所が認定している民間資格で、近年多くの企業が注目している資格の一つです。
主にできることとは、日々就業している人々の立場に応じて変動しますが、立場を問わず言える根底として、メンタルヘルスのケアを行なえるようになることが挙げられます。
産業カウンセラー
産業カウンセラーは一般社団法人日本産業カウンセラー業界が認定している民間資格で、メンタルヘルスに関しても多くの仕事ができる資格です。
仕事でできることとしては、ストレスチェックの実施やメンタルヘルスの対策、そして対象となる人々のキャリアを支援していくことが挙げられ、さまざまなサポートを行なうことができます。
ストレスチェックコンサルタント
ストレスチェックコンサルタントは一般社団法人全国心理業連合会が認定している民間資格で、メンタルヘルスの方向からコンサルティングを目的としている資格です。
主な仕事としては、ストレスチェックの実施から、さまざまな専門家との連携、ケア用施設の紹介などのさまざまな仕事が挙げられます。
以上3つの資格のほかにも、ケアストレスカウンセラー、ストレスチェックプランナー、EAPメンタルヘルスカウンセラーなどの民間資格もあります。
したがって、メンタルヘルスにかかわることができる資格は国家資格、民間資格いずれも存在しているということを念頭に入れておきましょう。
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メンタルヘルスに関わる資格取得のメリット
メンタルヘルスの資格を取得することで、さまざまなメリットを得ることができます。
資格を取得することで、得ることができるメリットは大きく2つあります。
多くの企業への就職ができる
まず1つ目は多くの企業への就職ができることです。
日々メンタルヘルスに関連する情報が行き交い、人々がメンタルヘルスに対して目を向けるようになったことから、多くの企業がメンタルヘルスの問題に対し、積極的に取り組もうと動いています。
そのことから、企業ではメンタルヘルスに関して深い知識があり、さまざまな仕事ができるという証明になる資格保有者を求めているケースが増えてきています。
そのため、メンタルヘルスの資格を取得し、多くの対応ができるようになっていると、人材を求める企業への就職もしやすくなります。
以上のことから、メンタルヘルスにかかわる資格を取得していると、多くの企業に対してアプローチすることができると言えるでしょう。
研修の講師として立てる
2つ目は研修の講師として立つことができることです。
メンタルヘルスにかかわる資格の多くは、企業に向けて行われるメンタルヘルスの内容に関連する研修の講師を任されるケースが多く見られます。
メンタルヘルスの知識など多くを要していることから、企業内の人事の研修などで、メンタルヘルスに関するあらゆる知識および行動などさまざまな内容を指導していきます。
研修の内容としては、一般社員などには自分自身で行なうセルフケア、管理職が一般社員に対して行なうラインケアの方法などが挙げられます。
なので、メンタルヘルスという方向で社内外から関わっていくこともできるようになると言えるでしょう。
メンタルヘルスの資格の将来性
ここまでお話ししたように、メンタルヘルスに関して多くの人々が関心の目を向けるようになって以来、さまざまな業界の企業も注目するようになりました。
そのため、メンタルヘルスにかかわる仕事をすることができる人材を多く求めているケースが増えてきていることから、メンタルヘルスの資格を活かせる機会も同時に増えてきており、その傾向はこれからも続くとされています。
今後、多くの企業でメンタルヘルスの問題に取り組もうという動きがより増えてくれば増えてくるほど、メンタルヘルスに関連する資格を持つ人々の将来性はあると言えるでしょう。


まとめ
日々暮らしていく中、多くの人々、そして企業がぶつかることが予想されているメンタルヘルスの問題は、ますます増えてくると言われています。
そんなメンタルヘルスという着眼点から企業、そして多くの人々を支えていくためにメンタルヘルスの資格に注目する人も増えてきています。
資格を取得したい、もしくは自身が生きていく上で学んでおきたいとお考えのときは、この記事を参考にしていただけると幸いです。
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