精神保健福祉士におけるストレスチェックとは

今日、病院や福祉施設、一般企業、教育機関で活躍する精神保健福祉士の業務にはさまざまなものがあります。
そして、いずれの業務の中にはそれぞれの勤務先で就労している人々の心理的な負担がどの程度発生しているのかを理解していくために、「ストレスチェック」を行なっていきます。
そして、精神保健福祉士がストレスチェックを行っていけるようになるためには何をすればいいのか、そしてストレスチェック実施者としての需要は今日どのようになっているのか、さまざまなポイントが気になってくる人が多いと思います。
そこで今回は精神保健福祉士のストレスチェックを行うために必要なことなどについて、解説していきます。

精神保健福祉士が行えるようになるには

ストレスチェックは、労働安全衛生法が2015年11月に改定されたタイミングで制定されたもので、同年12月1日から実施が義務付けられています。
そして実際にストレスチェックを実施できる人々も、ストレスチェック実施者になることができる医療職のみであることが法律で定められています。
ストレスチェック実施者になれる医療職も定められており、医師や保健師に加え、厚生労働省が定めている研修を終了している看護師、歯科医師、公認心理師、そして精神保健福祉士のみとなっています。
では、ストレスチェック実施者研修とは一体どのようなものか、見ていきたいと思います。

ストレスチェック実施者研修とは

ストレスチェック実施者研修とは精神保健福祉士をはじめ、実施者となる資格のある医療職の人々が受講することとなる、ストレスチェック実施者研修について見ていきましょう。
ストレスチェック実施者研修は厚生労働省が認定した機関だけが行うことができる研修で、精神保健福祉士をはじめ、実施者となる資格のある人々はそれぞれで受講をしていきます。
研修内容は主に「労働者の健康管理」、「事業場におけるメンタルヘルス対策」、「事業場における労働者の健康の保持増進を図るための労働者個人及び労働者の集団に対する支援の方法」と3つを学んでいきます。
ただし、「労働者の健康管理」は衛生管理師免許を受けている場合のみ免除となります。

いずれを講義で学んだのちに、ストレスチェック実施者として認められます。
では、次に精神保健福祉士が実施者として、どのような役割を果たしていくのかを解説します。

引用:日本精神保健福祉士協会 http://www.japsw.or.jp/ugoki/kensyu/2018/stress_check_annai.html

ストレスチェック実施者としての役割

精神保健福祉士がストレスチェック実施者として果たせる役割は大きく2つ挙げられます。

調査票作成でアドバイスを行う

まずは調査票を作成するときにアドバイスを行なっていくことです。
医師や保健師がいない一般企業、教育機関が調査票を作成するとき、ストレスチェック実施者である精神保健福祉士も関わっていきます。
一般企業や教育機関などでは専門知識を要しているのが精神保健福祉士のみであることから、調査票の内容や項目を決めていくときにアドバイスを行います。
そのときに、高ストレス者であるかを判断するための評価方法なども助言していき、より良い調査票として作成を助けていきます。

結果を踏まえて面談を行う

次は調査票の結果を踏まえて面談を行い、どのような問題点があるかを見つけ出して行くことです。
精神保健福祉士はストレスチェックを行う実施者であり、福祉や医療、心理に関する分野の知識をもっています。
そのため、調査票の結果を個人へと渡したのち、高ストレス者として結果が出た就労者に対し、面談を行なっていきます。
そして就労者からどのような状況であるのかを面談で確認したのち、所属する部門や事業所などへと結果を報告するといったことも行なっていきます。

精神保健福祉士がストレスチェック実施者として果たしていく役割は以上のようになります。
このように、精神保健福祉士がストレスチェック実施者として果たす役割は大きいものであると言えます。

実施者としての精神保健福祉士の需要

実施者としての精神保健福祉士の需要では最後に、精神保健福祉士が実施者としてどのくらい需要があるのかについて見ていきましょう。
先ほどもお話ししたように、ストレスチェックは労働安全衛生法によって制定され、実施が義務付けられて以来、就労者のメンタルヘルスを整えることに多くの方面から注目を浴びています。
そして、精神保健福祉士は元来福祉や医療、心理に関する分野の知識を要していることから、その力を求める企業も増加傾向にあります。
なので、精神保健福祉士は病院や福祉施設はもちろん、一般企業、教育機関、そして委託業者などさまざまな方面から社内で多くの知識を活かすことが可能になることに加え、ストレスチェック実施者としても大きな役割を果たすと期待されています。
そのため、精神保健福祉士はますます多くの分野から求められることから、需要はますます高くなっていくでしょう。

まとめ

今回は精神保健福祉士がストレスチェックを行えるポジションになるために、必要となってくるポイントについて解説していきました。
精神保健福祉士がストレスチェック実施者になるためには実施者研修を受講する必要があること、そして実際に実施者としての役割、さらには今後の需要などについて見えてきたと思います。
ストレスチェックが必須となり、社会的にもメンタルヘルスが注目されるようになったことから、精神保健福祉士の活躍を期待している企業も増えてきています。
精神保健福祉士としてより多くの人々が健やかに働いていけるためにも、ストレスチェックを行なうという立場となってみてはいかがでしょうか。

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