消防士になるにはどうすべき?更に活躍する方法とは

消防士
  • 神戸医療福祉専門学校
    救急救命士科

  • 神戸医療福祉専門学校 三田校 救急救命士科は、関西初の救急救命士養成校!
    国家試験の合格率は12年連続100%で、2年という最短のカリキュラムで確かな知識と技術が身につきます。授業では、消防などの現場で最前線で活躍する卒業生が、実際に指導を行う特別実習もあります。

消防士は人命救助の最前線でけが人や急病人を助ける大きな使命を持った仕事です。
そんな消防士に憧れて、「なりたい!」と思っている方もいますよね。

消防士の業務は、火災現場の消火活動だけでなく、災害時などの救急・救助活動、防災・予防活動など幅広いのが特徴です。
しかし、消防士になるために、まずは何をすればよいのか悩んでいる方もいるのではないでしょうか。

そこで消防士に関心がある・最近目指し始めた方に向けて、消防士になる方法をはじめ仕事内容やスキルを分かりやすく紹介します。

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  • 神戸医療福祉専門学校 三田校 救急救命士科は、関西初の救急救命士養成校!
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神戸医療福祉専門学校は、救急救命士として活躍するのに必要な知識や技術を学べる専門学校です。

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消防士になるには

消防士になるには、いくつかのステップを踏む必要があります。

その第一歩となるのが、各自治体で実施されている消防士採用試験に合格することです。
合格したら名目上は消防士になれますが、次のステップとして、消防学校にて初任教育を6ヶ月ほど(自治体によって異なる場合がある)受ける必要があります。

消防学校の卒業後はそれぞれの自治体の消防署で勤務することになるため、晴れて消防士として働くことができます。

参考URL:
https://www.pref.chiba.lg.jp/shougaku/shoninkyouiku.html
http://tfd-saiyo.jp/about_school/

消防士の仕事には救急救命士(救急隊)という仕事もあり、「医療行為」は基本的に医師にしか認められませんが、救急救命士であれば医師の指示のもとで救命活動ができる「特定行為」を行えます。

人の命を助けたいという思いが強い方は、救急救命士の資格を取得するのが良いでしょう。

消防士に必要な資格とは

勉強する人消防士になる(消防士採用試験に合格する)時点では、必ず持っておくべき資格は特にありません。

ただし、自動車免許など、消防士として働くうえで求められる資格がいくつかあります。
また、医師の指示のもと救急車で特定行為を行える救急救命士という国家資格を取得している方も多くいます。

以下にて自動車免許や救急救命士の資格について解説するので、ぜひ参考にしてください。

消防車両運転に必要な自動車免許

消防車やはしご車、ポンプ車といった消防車両を運転するには、もちろんですが自動車免許が必要になります。
車両の重量によって大型や中型の免許が必要になりますが、普通免許でも運転できる消防車両もあります。

ただし、消防車の運転は緊急走行に該当するので、機関員が運転します。
機関員になるためには、運転免許はもちろん必要になりますが、各消防本部の基準に沿った研修などを受けなくてはならない点は気をつけましょう。

救急救命士があれば「特定行為」が行える

救急救命士の資格も、消防士になるうえで必須の資格という訳ではありませんが、救急救命士を目指している場合は必ず取得しなければならない資格になります。

「医療行為」は基本的に医師にしか認められませんが、救急救命士であれば、医師の指示のもとで救命活動ができる「特定行為」を行えます。
そのため、救急救命士は人を直接助けることができる数少ない資格と言えます。

人を助けたい・人の役に立ちたいという思いが強い方は、人命救助に関われる救急救命士の資格を取得してみてはいかがでしょうか。

救急救命士の資格を取得するには、消防士採用試験を受ける前に救急救命士の養成校を卒業する、もしくは消防士として勤務しながら取得に励むかの二択になります。

時間で比べてみると、消防士として勤務しながら励むよりかは、採用試験前に資格を取得しておいた方が時間はかかりません。

消防士の難易度

先ほどもご紹介したように、消防士になるためには、各自治体(行政機関)が実施している消防士採用試験に合格しなければなりません。

自治体によって違いはありますが、大学卒業の有無、年齢などによって受けられる試験が区分されています。

東京消防庁(令和3年度の採用試験情報)を例に挙げると、以下のように区分されています。

  • ・専門系(1992年4月2日以降に生まれた人で、学校教育法に基づく大学(短期大学を除く。)を卒業している人(2022年3月卒業見込みを含む。)又は同等の資格を有する人)
  • ・I類(1992年4月2日から2000年4月1日までに生まれた人若しくは2000年4月2日以降に生まれた人で、学校教育法に基づく大学(短期大学を除く。)を卒業している人(2022年3月卒業見込みを含む。)又は同等の資格を有する人)
  • ・II類(1992年4月2日から2002年4月1日までに生まれた人)
  • ・III類(2000年4月2日から2004年4月1日までに生まれた人)

このように4年制の大学ではなく短大や高校が最終学歴だとしても、年齢条件を満たしてさえいれば、消防士の試験を受験することができます。

試験は1次(教養試験・論文試験・適性検査など)と2次(身体・体力検査など)に分かれているのですが、1次の教養試験の内容は試験区分によって変わってきます。
I類は大学卒業程度、II類は短大卒業程度、III類は高校卒業程度の内容になります。

そのため、単純な難易度としてはI類が最も高いということになりますが、採用予定者人数は310名になっています。

II類は100名、III類は220名になので、受験者の人数にもよりますが、学力に自信があればI類が最も受かりやすい可能性があります。

ここで注意してほしいのは、教養試験の試験内容が幅広いことです。
国語や数学、物理や政治、法学や生物などあらゆる分野の問題が出題されるだけでなく、判断推理や資料解釈といった、単純な勉強だけでは磨かれにくい知能に関する問題も出題されます。

また、教養試験の成績が基準点に到達しない場合は論文が採点されないため、教養試験はなんとしてもクリアしなければなりません。

倍率は専門を除いてどの試験区分においても10倍を超えるため、いずれの区分でも採用試験の難易度は高いと言えます。

ちなみに救急救命士の資格を持っていれば、自治体によって有利になることがあります。

もちろん教養試験などをクリアするのは必須なので、その点にはきちんと留意しましょう。

引用URL:

消防士の仕事には救急救命士(救急隊)という仕事もあります。
「医療行為」は基本的に医師にしか認められませんが、救急救命士であれば医師の指示のもとで救命活動ができる「特定行為」を行えます。

人命救助に関わる仕事がしたいという方は、救急救命士の資格を取得するのが良いでしょう。

消防士の主な仕事

指導する消防士続いては消防士の主な仕事内容を、4つに分けて紹介します。

消防士の4つの仕事とは、以下の業務内容です。

  • 警防活動:火災現場で消火・火災調査を行う
  • 救急活動:事故災害現場で、救急医療を行う
  • 救助活動:事故災害現場で、人命を救助する
  • 予防活動:学校や地域で防災・予防活動を実施する

警防活動

警防活動とは、火災現場へ1分1秒でも早く向かい、消防車などを用いて消火作業を行うことです。
延焼による近隣の建物への被害を防ぐためにも、迅速な消火が求められます。

また、火災の原因を調査して再発防止に努めるのも、消防士の重要な仕事です。

救急活動

救急活動は、事故(交通事故や災害など)に巻き込まれて怪我を負った方や、急病を患った方を救急救命士が病院に搬送するまで医療処置を施すことです。

また、特定行為(医師による指示が必要な医療行為)の一部は無線・電話越しにて医師と連携し、救急救命士が処置できます。

救助活動

救助活動は、火災を含むさまざまな災害・事故現場で取り残された人を救助することです。
人命救助の最前線では消防士自身も危険な現場にいるため、日頃の訓練が欠かせません。

火災・水難事故・山岳事故など、あらゆる状況に対応した救助部隊がいます。

予防活動

消防士は事故災害時の他にも、活動の場があります。
その代表的なものとして、学校などでの消防・防災指導が挙げられます。

誰もが1度は小学校・中学校で、消火活動や防災などに関する指導を受けたことがあるのではないでしょうか。
このような指導は、最寄りの消防署から選ばれた消防士が行います。

学校以外にも町内会など地域単位で、火災が発生した際の初期消火や防災訓練の準備・実施し、地域の方達と交流する場も設けているのが特徴です。

参考URL:
https://www.tfd.metro.tokyo.lg.jp/ts/sa/index.html

消防士になるために必要なスキル

続いては、消防士になるために必要なスキル3つを紹介します。
消防士になるためには、体力や技術だけでなく知識や精神力なども必要です。

必要不可欠な体力

消防士には体力が必要不可欠です。
たとえば火災現場では重量のある防火服や酸素ボンベ、その他装備を身に付けた状態で迅速に行動・救助活動や消火活動を行っているからです。

また、災害現場では足場が悪い場所などで、要救助者を抱えて助け出すためスタミナ切れや人を持ち上げられないなどでは救助できません。

消防士は消防署でトレーニングを行ったり自主トレーニングしたりすることで、足腰や腕などあらゆる部位を鍛えます。

また、単に鍛えるだけでなくさまざまな現場を想定した訓練場にて、がれきを撤去したりロープ1本で移動したり技術も磨くのが基本です。

精神力も必要

火災現場や災害・事故現場では、時に目を覆いたくなるような状況もあったり命を救えなかったり、精神的に辛い場合もあります。

また、消防士という責任のある環境上、人によっては人間関係で悩むこともあります。
人の命を救えるかどうかがかかった仕事でもあるため、時に厳しい言葉が飛び交うこともあるでしょう。

消防士を目指す方は自分が精神的にどれだけ強いか、これまでの経験も踏まえて自己分析しておくのがおすすめです。

コミュニケーション能力も重要

消防士の仕事は、1人では進めることができません。
必ず先輩・上司・同期・後輩を含め、1つのチームとして連携しながら迅速に救助・救急活動する必要があります。

もしも連携を取らず、1人で救助活動などを行うと救助者の命も危険な状況になるだけでなく、全体の救助活動・計画も進みません。

1人の力は限られていますが、チームで対処すれば迅速に人命救助や消火活動が可能になります。
日頃から積極的なコミュニケーションをとる必要があります。

消防士としてさらに活躍するなら救急救命士資格

消防士は消火活動や救急活動などができます。
しかし、医療行為はできません。
そこでおすすめなのが、先ほどもご紹介した救急救命士の資格取得です。

救急救命士の資格を取得すれば、消防士は特定行為(医師の指示に従い行う医療処置)に関して無線連絡を基に一部救急処置が許可されます。

消防士として働いている場合の資格取得は、以下のような流れです。

  1. 250時間の救急課程を受ける
  2. 救急隊員として5年もしくは2000時間以上、救急に関する業務を経験する
  3. 救急救命士の国家試験を受験し合格する

救急救命士の資格を取ることは、消防士としての活躍の幅が広がる可能性があります。

国家資格である救急救命士を取得したいなら

消防士として働くために、救急救命士の資格取得は必須ではありません。
しかし、救命活動に関する仕事へ更に関わりたい場合は、救急救命士の資格取得がおすすめだということが分かったのではないでしょうか。

救急救命士の資格取得は独学では難しいですし、消防士になってから勉強を始めるのは時間的に厳しいこともあります。
そんな悩みを抱えている方にこそ、神戸医療福祉専門学校の救急救命士科がおすすめです。

先ほどもご紹介したように、消防士採用試験に合格する前に救急救命士養成校を卒業して資格を取得する方が、時間的には短く済みます。

救急救命士科では、救命活動の基礎から実習や座学で学ぶことができ、模擬試験や習熟度別サポートも魅力です。
また、過去10年の救急救命士の合格率は100%と実績もあります。

消防士を目指している方で、救急救命士の資格にも関心がある方は、神戸医療福祉専門学校の救急救命士科を検討してみてはいかがでしょうか。

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卒業生の声

「神戸医療でのシミュレーション実習のおかげで実践力が身につき、どんな現場にも柔軟に対応できている」(兵庫県立播磨南高等学校出身)

「現場をリアルに想定したシミュレーション実習を数多くこなせたことが、とても役立っている」(兵庫県立北条高等学校出身)

「学校で学んだシーンに遭遇する場面もある」(鳥取県立八頭高等学校出身)

「採用後は即戦力の隊員として隊長指揮下に入りました。」(愛媛県立今治工業高等学校出身)

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