スポーツトレーナーの男性
  • 神戸医療福祉専門学校
    理学療法士科

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    カリキュラムの約7割を占める豊富な演習・実習で、実践力を養成。2019年度の就職率は100%で、理学療法士の国家試験合格率は97.1%と高い実績を誇っています。さらには、作業療法士科など他学科との関連職種連携により、本格的なチーム医療が学べます。

スポーツは多くの人に喜びや感動を与えるものでありますが、挫折や苦難を乗り越えて人間的に成長できるものでもあります。

そしてスポーツは表舞台に立つ選手だけに限らず、裏方にいるスポーツトレーナーの存在もあって1つのパフォーマンスへとつながります。

本記事ではスポーツトレーナーの仕事内容やスポーツトレーナーになるための方法を紹介していきます。ぜひ参考までに目を通してみてください。

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目次

スポーツトレーナーとは?スポーツトレーナーの仕事内容は?

スポーツトレーナーとはスポーツ選手が最大限のパフォーマンスを発揮できるよう、ケガの予防やリハビリテーション、トレーニングの指導をする人のことです。

1.トレーニング指導

指導する相手に合ったトレーニングメニューを作成して、運動能力やパフォーマンスの向上を目指します。

筋力アップ、持久力アップ、瞬発力アップなど、そのスポーツに必要な能力を鍛えて、試合や大会本番に向けてベストな状態にできるよう調整するのが仕事です。

マンツーマンでのトレーニング指導はもちろん、自宅での日々のトレーニングメニューも考えます。

2.身体のメンテナンス

アイシングやテーピングによるケガの応急処置や、マッサージやストレッチによるケガの予防を行います。

選手がケガなく安全に練習を続け、安定した状態で大会や試合に挑めるようにするのが仕事。

万が一ケガをしてしまった場合も、今後にできるだけ影響が出ないよう適切な応急処置を施します。

ケガのあとのリハビリにも関わっていくため、主治医と連携しながらトレーニングメニューを考えることもあります。

3.ケガの予防と処置

スポーツにおけるケガの予防と処置は、選手のパフォーマンスを最大限に引き出す上で不可欠な要素です。

スポーツトレーナーは、ケガを未然に防ぐためのテーピングやストレッチング指導を実施し、万が一ケガが発生した際には、アイシングなどの応急処置によって症状の悪化を食い止めます。

さらに、医師や理学療法士といった専門家と連携しながら、選手個々の状態に合わせたリハビリテーションプログラムの立案・指導も行います。

理学療法士は、運動療法や物理療法を用いて、選手の身体機能回復をサポートする専門家です。

彼らは、選手のケガの種類や程度、競技特性などを考慮し、最適なリハビリテーション計画を策定します。

具体的には、関節可動域の改善、筋力強化、バランス能力の向上などを目的とした運動療法や、電気刺激や温熱療法などの物理療法を組み合わせることで、早期の競技復帰を支援します。

また、再発予防のためのトレーニング指導や、日常生活における注意点なども指導することで、選手が安心して競技に取り組めるようサポートします。

4.日々の健康管理

食事や睡眠などを含めた日々の生活リズムを把握し、試合や大会の本番にベストコンディションで挑めるようアドバイスをします。

また、厳しいトレーニングや身体の不調によってメンタルが不安定になったりモチベーションが上がらなくなったりしたときのケアも、仕事のひとつと言えるでしょう。

☆パーソナルトレーナーとの違い

スポーツトレーナーとよく似たイメージの職業としてはパーソナルトレーナーがありますが、両者には指導の対象や仕事内容などの面で違いがあります。

まず、スポーツトレーナーがスポーツ選手に向けて専門的な指導を行うのに対して、パーソナルトレーナーは一般の方向けにダイエットなどボディメイクに関する指導を行うのが仕事です。

このためパーソナルトレーナーは、未経験でもフィットネスクラブやトレーニングジムなどに就職し、研修などを受けることで目指すことが可能。

それに対してプロチームやアスリートと契約するスポーツトレーナーは、大学や専門学校でトレーナー系の学問を学び、関連資格を取得するなどより専門的な知識とスキルが必要になります。

ただし、どこまでを仕事の対象にするのかは個人の考え方次第となるため、中にはトレーニングジムやフィットネスクラブ、病院などで一般の人を支援しているスポーツトレーナーも存在します。

パーソナルトレーナーになるには?目指す方法とおすすめの資格を紹介

☆スポーツインストラクターの違い

スポーツインストラクターとスポーツトレーナーは異なります。スポーツインストラクターは、主にスタジオで行われる教室形式の技術指導が主な仕事です。

ヨガやエアロビクスなどの教室で、参加者の前で自ら体を動かしながら指導を行います。

スポーツインストラクターの仕事の楽しさは、スポーツの楽しさを直接伝えられることです。参加者と一緒に体を動かし、運動の知識や楽しさを共有することで、より健康的な生活をサポートできます。

スポーツに関する知識はもちろん、参加者とのコミュニケーション能力も求められます。

スポーツトレーナーは5種類に分けられる

スポーツトレーナーは、得意な分野によって呼び名があります。

その種類は大きく分けて5つ。共通する業務内容も多いので、いくつかを兼任するケースも少なくありません。

それぞれについて詳しく見ていきましょう。

①選手のケガの対応や健康管理を行う「アスレティックトレーナー」

スポーツ選手の命運を左右するのが何よりケガ。

ケガひとつで選手生命が危うくなることもあるほどで、できるだけ早く後遺症のない復帰を目指すこと、できるだけケガをしないことが大切になってきます。

「アスレティックトレーナー」は、ケガの応急処置や復帰からのサポート、ケガを予防するのに長けたスペシャリストです。

アイシングやテーピング、止血などの専門的な知識が求められます。疲労が蓄積してくるとケガしやすくなるため、マッサージなども行います。

ケガをしにくい身体を作るためのトレーニング指導も仕事です。

②ケガからの練習・試合復帰をサポートする「メディカルトレーナー」

「メディカルトレーナー」は、ケガをした選手の運動機能を回復させるスペシャリストです。

整形外科などの医療機関に所属し、医師と連携をとりながら選手の機能回復を図っていく点が、アスレティックトレーナーとの主な違いになってきます。

専門性の高い知識が必要なことと、医療機関への所属が必要となることから、「鍼灸師」「理学療法士」「柔道整復師」などの国家資格が欠かせません。

スポーツ選手だけでなく一般の人のケアも仕事のひとつなので、福祉業界でもメディカルトレーナーとして活躍することができます。

③パフォーマンス向上をサポートする「ストレングストレーナー」

“strength(ストレングス)”が示す“強さ”という意味の通り、身体能力や体力、筋力を高めるためのトレーニングメニューを作っていくのが「ストレングストレーナー」の仕事です。

それぞれのスポーツに必要な能力と身体の基本的な仕組みを理解した上で、選手に合ったトレーニングメニューを作り指導していくことが大切。

そのため、養成校や下積みで十分な知識を身につけていく努力が必要になってきます。

④フィジカル面の指導を行う「コンディショニングトレーナー」

試合や大会、練習の前後に身体のコンディションをベストの状態に整えるのが「コンディショニングトレーナー」の仕事。

最大のパフォーマンスを引き出せる身体に整えて、良い結果を出すためのサポートをしていきます。

トレーニング計画を立てるのはもちろん、マッサージやストレッチなどのケアも欠かせません。

身体を整えることから「フィジカル(physical)トレーナー」と呼ばれることもあります。

あなたならどのスポーツトレーナーを目指す?

スポーツトレーナーに向いている人って?

スポーツトレーナーに求められる資質について解説します。

1.スポーツが好き

スポーツトレーナーは、スポーツへの情熱と深い知識が不可欠です。

スポーツ科学に関する知識を常に学び続けることが求められます。

選手に適切なアドバイスやサポートを提供するため、常に最新の情報を取り入れる姿勢が重要です。

選手の能力を最大限に引き出すためには、競技に関する深い知識も必要となるでしょう。

2.観察力がある

スポーツトレーナーには、選手のわずかな変化に気づく観察力が求められます。日々の練習や試合において、選手の表情、動き、姿勢などを注意深く観察することが重要です。

体調の変化や怪我の兆候を早期に発見することで、適切なケアや指導に繋げられます。

観察力は、選手の状態を把握し、最適なサポートを提供するための重要な能力です。

3.コミュニケーション能力が高い

スポーツトレーナーには、選手やチームのメンバーと良好な関係を築くための高いコミュニケーション能力が求められます。

選手の状態を把握し、適切なアドバイスや指導を行うには、密なコミュニケーションが不可欠です。

また、チームの目標達成に向けて、選手や他のスタッフと協力していく上でも、円滑なコミュニケーションは重要な要素となります。

信頼関係を構築し、モチベーションを維持することも、コミュニケーション能力によって支えられるでしょう。

4.ほめるのが上手い

スポーツトレーナーには、選手のモチベーションを高めるために、良い点を褒める能力が求められます。

選手の努力や成果を適切に評価し、言葉で伝えることが重要です。

褒めることで、選手は自信を持ち、さらなる成長へと繋げることが期待できます。

スポーツ分野での職業を目指す上で、この能力は、選手との信頼関係を築き、チーム全体のパフォーマンス向上に貢献します。

就職後も、選手の個性を見抜き、強みを伸ばす指導を心がけましょう。

スポーツトレーナーとして有利になる資格

スポーツトレーナーとして有利になる資格

スポーツトレーナーになるのに特別な資格は必要ありません。

しかし、持っておくことで有利になる資格というのは存在します。

以下の4つの資格は取得することでスポーツトレーナーとしての活動の幅をより広げていくことができます。

  • 鍼灸師
  • 柔道整復師
  • 理学療法士
  • アスレティックトレーナー

それぞれの資格について詳しく紹介していきますので、一緒に見ていきましょう。

鍼灸師(はり師・きゅう師)【国家資格】

鍼灸師とは「はり」や「きゅう」を使って、健康回復を助けたり治療を行ったりする職業です。

医療機器や薬剤を使う西洋医学に基づく治療とは異なり、鍼灸師が行っているのは東洋医学に基づく治療です。

鍼灸師と聞けば鍼灸院や病院で働くイメージを思い浮かべるかもしれませんが、近頃ではスポーツ業界でも鍼灸治療が用いられています。

アスリートが常に最善の力を発揮できるように、鍼灸の力で疲労回復や体調管理、傷害予防を行います。

鍼灸師の資格を取得するには、大学や専門学校で知識を身につけた後、国家資格を取得する必要があります。

神戸医療福祉専門学校中央校では、3年間でスポーツ、美容、医療、福祉、全ての分野の知識と経験を身につけることができます。

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鍼灸師になるには

柔道整復師【国家資格】

柔道整復師は接骨院の先生やスポーツトレーナーとして、骨折、脱臼、打撲、捻挫を抱えている人に対して手術をしない「非観血的療法」で整復を行う人のことです。

骨折や脱臼などの治療に強いため、スポーツにおける治療にもスキルを役立てることができます。

柔道整復師の資格を取得するには、鍼灸師と同じく、大学や専門学校で知識を身につけたあと、国家資格を取得する必要があります。

柔道整復師はスポーツと関係が深い?仕事内容や活躍している職場を解説

理学療法士【国家資格】

理学療法士とは別名PT(PhysicalTherapist)とも呼ばれ、ケガや病気などがある患者に対して専門の理学療法を用いて自立した日常生活が送れるよう支援する仕事を行います。

また、ケガや病気だけでなく、スポーツ選手が練習や試合に復帰できるようサポートすることも。

理学療法士の資格を取得するには、大学や専門学校で知識を身につけたあと、国家資格を取得する必要があります。

神戸医療福祉専門学校三田校では、4年間で理学療法士についてたくさんの知識と経験を身につけることができます。

学生が希望する就職先に合格するための国家試験対策を1年次からスタートし、本番の試験を想定した模試を実施。

結果を個別分析して理解度を把握した上で、指導を行うなどきめ細かなサポートで国家試験合格へバックアップします。

これにより、理学療法士の資格合格率は97.1%(2019年度実績)となりました。もちろん就職率も高く、2019年度は100%。

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アスレティックトレーナー

アスレチックトレーナー(Athletic Trainer)とは、スポーツ選手や一般の人々のケガの予防・応急処置・リハビリ・コンディショニングなどを専門とする職業です。

日本では国家資格ではありませんが、いくつかの公的・民間の認定資格があります。

日本スポーツ協会(JSPO)が認定しているJSPO-AT(日本スポーツ協会公認アスレティックトレーナー)、NPO法人JATACが認定しているJATAC-ATC(ジャパン・アスレチック・トレーナーズ協会認定)などです。

スポーツトレーナーになる方法とは

スポーツトレーナーになる方法とは

スポーツトレーナーとして選手のサポートをしていくためには人体の仕組みやトレーニング理論、医学的な知識を理解しておく必要があります。

スポーツトレーナーになるための方法は主に以下の2つが挙げられます。

  • 医療系の専門学校・大学に通う
  • 海外に留学して経験を積む

医療系の専門学校・大学に通う

スポーツトレーナーになるためには、専門学校や大学で専門的な知識を身につけるという方法が一般的です。

スポーツトレーナーが目指せる学校にはたくさんの種類がありますが、医療系の専門学校やスポーツトレーナー専門の養成学校、4年制大学であれば体育学部やスポーツ科学科のあるところが選択肢のメインとなってくるでしょう。

取得が目指せる資格やカリキュラムは学校によって異なるため、事前に調べておくことが大切です。

海外に留学して経験を積む

海外でスポーツトレーナーとしての経験を積み、必要な知識や技術、資格を取得するというのもスポーツトレーナーを目指す方法の一つです。

具体的には、大学や施設などでスポーツトレーナーに関するノウハウを学んだり、直接どこかのスポーツチームやスポーツ選手の下でトレーナーとして経験を積むなどの選択肢があります。

海外の最新のトレーニング方法や技術を学びたいという人に向いている方法といえますが、留学には収入や生活、言語の問題などの課題があることもきちんと認識しておきましょう。

スポーツトレーナーが活躍できる場所

スポーツトレーナーが活躍できる場所

スポーツトレーナーとして活躍できる範囲は多岐に渡ります。

環境や指導する相手、収入などがそれぞれ異なるため、特徴を見ていきましょう。

プロのスポーツチーム

プロサッカーチームやプロ野球チーム、バスケットボールチームなどのスポーツチームと契約してスポーツトレーナーとして活躍します。

試合中のケガ対応やコンディショニング、練習中のサポートをするプロフェッショナルです。

人気の高いプロスポーツに関わることのできる職種ではありますが、人気が高く公募もほぼないので狭き門となっています。

プロスポーツチームのトレーナーを目指すには、実績を積んで声がかかるのを待ったり、業界の人脈を増やして自分を売り込んだりする必要があるでしょう。

スポーツ選手との個人契約

チームとの契約ではなく、スポーツ選手個人と契約を結んで専属のスポーツトレーナーになることも可能です。

主にゴルフ・テニス・水泳など、個人競技のスポーツ選手に多く見られます。

マンツーマンでの指導になるため、信頼関係が大切。そのスポーツについての知識に長けていることも条件になってきます。

なお、市民マラソンランナーなどは、プロではなくともスポーツトレーナーを必要とし、契約を結んでいることもあります。

企業で働く

一般企業に所属しながらスポーツトレーナーとして活動する方法も。スケジュールと収入が比較的安定するのが特徴です。

所属できる企業は大きく3つに分けることができます。

それぞれについて以下で詳しく見ていきましょう。

実業団チーム

駅伝、ラグビー、バレーボール、バスケットボールなどに多く見られる企業運営の”実業団チーム”に所属して、スポーツトレーナーとして選手を支えていきます。

実業団からオリンピックの選手が排出されることもあり、そのような競合チームでは身体のコンディショニングやメンタル面のケアを行ってくれるスポーツトレーナーが欠かせない存在となります。

選手と同じく正社員としての雇用になるので、給料や雇用期間の安定や福利厚生の充実が魅力的です。

トレーナーの派遣会社

スポーツジムやフィットネスクラブ、クラブチーム、部活動などで、登録した派遣会社を介して活躍する方法もあります。

さまざまな人材が求められるので、派遣会社での社員研修や教育が充実しているのがポイント。

駆け出しで経験がないときからスタートしても、確かなスキルを身につけながら現場での経験を積むことができます。

契約期間があるので雇用が安定しているとは言えませんが、ある程度の福利厚生は担保されているところが多いためその点では働きやすいでしょう。

病院、整骨院や鍼灸院

前述した通り「鍼灸師」「理学療法士」「柔道整復師」などの医療系国家資格を取得していれば、病院のリハビリテーション科や整骨院、鍼灸院などで医療従事者として働くことができます。

医療機関でさまざまな患者に対してリハビリやアドバイスを行うことでトレーナーとしての知識や経験も身についていきます。

将来的に独立したい人やスポーツトレーナーとして活躍したい人はまず病院で経験を積むのもいいでしょう。

地域のチーム・部活動

地域のスポーツチーム、中学・高校の部活動、大学のスポーツチームなどでもスポーツトレーナーの活躍の場があります。

ケガをしないためのストレッチやマッサージ、パフォーマンスアップのためのトレーニング指導などをメインに行っていきます。

プロのチームとは違い、使える予算が決まっていることが多いため生計を立てていく分の収入としては少ないこともしばしば。

病院やジムでの勤務と兼任しているケースも多く見られます。

スポーツトレーナーになるために必要な知識とは?

スポーツトレーナーに求められる知識は多岐にわたります。

スポーツトレーナーになるには、まず競技に関する深い理解が不可欠です。

競技のルール、特有の動き、起こりやすい怪我などを把握することはもちろん、必要な能力向上のためのトレーニングメニューを考案できると、より質の高いサポートが実現できます。

専門知識を習得し、現場で活かせるスポーツトレーナーを目指しましょう。

1.競技に関する知識

スポーツトレーナーなるには、競技に関する深い知識が不可欠です。

競技ルールはもちろんのこと、特有の動きや怪我について把握しておく必要があります。

さらに、競技に必要な能力を向上させるためのトレーニングメニューを考案できると、より貢献できるでしょう。

選手の特性と競技特性を踏まえた上で、適切なサポートができるよう、常に知識をアップデートしていくことが重要です。

2.スポーツ科学

スポーツトレーナーには、スポーツ科学に関する専門的な知識が求められます。

運動生理学、バイオメカニクス、トレーニング科学、スポーツ心理学といった分野の知識は不可欠です。

これらの知識を習得することで、より専門性の高いアスレティックトレーナーとして活躍できる可能性が高まります。

3.スポーツ医学

スポーツトレーナーには、スポーツ医学の知識も不可欠です。

機能解剖学を理解し、骨、筋肉、関節の名称や動きを把握することは基本となります。

アスレティックリハビリテーションやコンディショニングに関する専門的な知識も必要です。

また、アスレティックトレーナーはドーピングに関する知識も持ち合わせていなければなりません。

スポーツトレーナーの給与

スポーツトレーナーの平均年収は約368万円。

月給で換算すると31万円で、初任給は22万円程度が相場となっています。

全体の給与幅は282〜684万円と比較的広く、チームの財源やスポーツトレーナーの経験・スキルによって大きな差が生じるようです。

スポーツトレーナーの将来性

科学技術が発展した現代では、AI(人工知能)で代替可能かどうか、仕事選びの目安の一つとして考えられるようになってきました。

そういった意味では、スポーツトレーナーはAIの発展でなくなる可能性が低いとして挙げられる職種の一つです。

例えば、試合の出場可否などの判断には、選手の健康状態だけでなくメンタル面なども考慮して判断します。

こういったニュアンスを含む判断は機械には難しく、現段階では人間の方が優れているため、20年後、30年後も存続している可能性が高いといえるでしょう。

また、スポーツトレーナーは業務内容が細かく定められているわけではありません。

健康管理や健康増進の方法として身体作りがさらに広まれば、今後はスポーツ選手に限らず、医療や介護、リハビリなどさまざまな分野でスポーツトレーナーの活躍が期待されるでしょう。

まとめ~スポーツトレーナーとは? ~

スポーツトレーナーとはどのようなものなのかお分かりいただけたでしょうか?

スポーツトレーナーはスポーツ選手が最高のパフォーマンスを発揮できるよう、健康管理やケガの予防、リハビリテーションなどを行うのが主な仕事内容です。

スポーツトレーナーになるのに特別な資格は必要ありませんが、お仕事をしていくためには人体の仕組みやトレーニング理論、医療の知識など専門的な知識を習得しておく必要があります。

これからスポーツトレーナーを目指す人は本記事を参考に役立ててみてください。

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