
さまざまな要因で運動機能が低下した人々に対し、治療として行うリハビリテーション。
そもそもリハビリテーションは行うための目的とはなんなのか、さらには患者に行うことができる職種、そしてそれぞれにあるリハビリテーションの役割にはどんな違いがあるのでしょうか。
このページでは、リハビリテーションをテーマにさまざまな方向から見ていきたいと思います。
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目次
リハビリテーションの目的
まずはリハビリテーションとはそもそも何なのか、見ていきましょう。
リハビリテーションは疾患やけが、高齢化や障がいによって運動をするために必要な身体機能が低下してしまった人々に対して行っていく治療法です。
対象となる人々に対し、運動をするための身体機能を改善、もしくは維持をするためにさまざまな療法を施します。
そうすることで、体を動かすための身体機能を回復していくことで、心の豊かさを取り戻し、社会復帰などを促していくことから、リハビリテーションは大きな役割を果たすものといえます。
近年はスポーツ選手に行うケースが増えてきており、主にトラブル予防や傷害が生じてしまったときのリハビリ、そして競技パフォーマンスの向上などを目的とした療法を行っています。
以上を見ての通り、リハビリテーションの目的はさまざまな身体機能の改善や維持だけではなく、スポーツ選手のコンディションを保つために行われるものと言えます。
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リハビリテーションが行える職種
リハビリテーションの目的が見えてきたところで、次にリハビリテーションが行える職種について見ていきましょう。
理学療法士
理学療法士は、日々生活を送っていく中で求められる基本的な動作が行えるようにサポートをするリハビリテーションの専門職の一つです。
理学療法士を目指すためには、専門学校や大学、短大などの養成施設に入学し、知識や技術を身につけるための科目を履修した上で、理学療法士国家試験を受験し、合格することが必須となります。
合格後に免許が付与され、病院などの医療施設や、介護老人保健施設などの福祉施設、地域包括支援センターで理学療法士として、さらには養成校などの講師やスポーツトレーナーとして就職することができます。
理学療法士は2021年3月末時点で129,875人日本理学療法士協会に登録されています。
作業療法士
作業療法士は日常生活で行うこととなる作業ができるようにサポートを行っていくリハビリテーションの専門職です。
作業療法士を目指すためには、専門学校や大学、短大などの養成施設に入学し、知識や技術を身につけるための科目を履修した上で、作業療法士国家試験を受験し、合格することが必須となります。
合格後に免許が付与され、病院などの医療施設や精神科のある施設、介護老人保健施設などの福祉施設、地域包括支援センターなどに就職することができます。
作業療法士は2019年度時点で62,294人、日本作業療法士協会に登録されています。
リハビリテーションの役割の違い
リハビリテーションが行える職種にはどんなものがあるのか見えてきたところで、次はそれぞれのリハビリテーションの役割の違いについて見ていきましょう。
同じように見えるリハビリテーションも、職種ごとに役割が異なるものなので、ここでしっかり押さえておきましょう。
理学療法士の役割
理学療法士が行うリハビリテーションは理学療法と呼ばれています。
そして、リハビリテーション(理学療法)が担う役割は、日常生活を送る上で必要となってくる基本的な動作です。
基本的な動作とは、主に挙げられるものとして立ち上がったり歩いたりすることから、寝返りを打つ、起き上がることなどが挙げられます。
いずれの動作が行いやすくしていくためには、歩行練習やストレッチなどをはじめ、電気や温熱、光線などを使用する物理療法などをリハビリテーション(理学療法)の中で行っていきます。
そうしていくことで、体を動かすために必要な身体機能や動作回復をうながしていき、日々の生活を送りやすくしていくように、サポートしていきます。
作業療法士の役割
作業療法士が行うリハビリテーションは作業療法と呼ばれています。
そして、リハビリテーション(作業療法)が担う役割は、食事や入浴をはじめとする日常生活の動作から、園芸や手工芸などをはじめとする作業活動が挙げられます。
いずれを行いやすくするために、さまざまなリハビリテーション(作業療法)を行なっていきます。
そして、作業療法士は理学療法士より対象者が広く、精神障害の患者も対象となっています。
そのため、多くの人々の生活を立て直していくことで、支援という形でサポートしていきます。


まとめ
今回はリハビリテーションについてさまざまな方向性から見ていきました。
リハビリテーションの目的からかかわることができる職種、それぞれの役割について見えてきたと思います。
先々リハビリテーションを行うことができる職種に就きたいと考えたときはこの記事を参考にしてもらえると幸いです。
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「患者さんが元の生活に戻れるようにとリハビリテーションを行なっています。」(2017年度卒業)
「回復期のリハビリテーション病院で患者さんと関わっています。」(2013年度卒業)
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