【作業療法士科】学内実習をのぞいてみた!part2
2021.03.05
三田校|4年制
文部科学省「職業実践専門課程」認定学科
確実に力がつく兵庫県唯一の4年制専門学校
身体や精神に障がいを持つ方に対して、「その人らしい、いきいきとした生活を送っていただく」ための
リハビリテーションを行います。4年間を通してじっくり確実に専門性を身につけるのが本校の特徴です。
活躍できるフィールド
◎医療 ◎福祉(通所・訪問) ◎行政 ◎教育
学校の雰囲気・体験授業に参加しよう。
夢の実現を後押しする
※2019年度実績 21名中21名
※2019年度実績
※2019年度実績 23名中21名合格
幅広い分野での、活躍の場が増えています
身体・精神・発達期(子ども)・老年期、この4つの分野に障がいをもつ方が、作業療法士のリハビリの対象になります。そのため医療をはじめ、保健・福祉施設や教育機関など様々な現場で作業療法士の活躍が期待されており、求人件数は年々増加しています。
患者さんに寄り添う
患者さんの仕事・家事・趣味など
生活のすべてに寄り添う仕事
病気や事故で身体に障がいを負った方に対して、日常生活の動作の回復や社会復帰をめざした訓練を学びます。
個人や集団で行う作業・レクリエーションを通して、心に障がいのある方の症状の安定を図るためのリハビリを学びます。
発達障がいのある子どもさんに対して、遊びを中心とした作業を通じて、子どもから将来にいたる生活を考慮した治療を学びます。
加齢により、身体機能が低下した方に対して主体的な生活が送れるための治療・訓練を学びます。
人とのかかわりを通して成長する
地域で学ぶ実践授業
本校では、三田市社会福祉協議会と連携し、1年生から3年生まで実践授業を行っています。高齢者の方や障がい者の方と直接接することで現場を体験し、人と関わる医療職としての資質を育てます。
高齢化が進む今、誰もが地域の中で自分らしい暮らしを送れるように、地域の中で医療・福祉の専門職が連携してサポートしていこうという取り組みが行われています。作業療法士は、「生活」を支えるプロフェッショナルとして地域で必要とされています。
作業療法士として働くために、大切なことは患者さんとのコミュニケーション。本校では、地域でコミュニケーション力を磨きます。実習を通して、「人と関わることが楽しくなり」、「できなかったことができるようになっていく」一人ひとりの学生が輝き、成長していく瞬間がここにはあります。
笹倉 歩さん
(作業療法士科 3年)
兵庫県三田松聖高等学校出身
実習や学生生活では、人前で話す機会がたくさんありますが、大勢の人や初対面の人の前でも緊張せずに話せるようになりました。この経験を、患者さんとのコミュニケーションに活かしていきたいと思います。
交流活動・介護体験。
学生自らが考えたレクリエーションを小グループにわかれて実施。
4年制だからこそ!
着実にステップアップ。
本校の作業療法士科は兵庫県唯一の4年制専門学校です。4年制であるということは、基礎にしっかり時間をかけて、段階的に無理なくレベルを高めていくことができる強みがあります。
[基礎学力]
Pick Up 科目 実際に作ってみて、治療効果を体感
基礎作業学実習
個人や集団で行う作業にどのような治療効果があるのかを学び、作業療法へ活用します。
[臨床基礎力]
Pick Up 科目 身体の検査を実技で身につける
運動機能評価学実習
筋肉の収縮と運動の関係を学び、身体の検査方法を実技で身につけていきます。
[臨床応用力]
Pick Up 科目 チーム医療を実践で学ぶ
関連職種連携
実際に患者さんにお越しいただき、現場で必要な他のリハビリスタッフとの連携を学びます。多種多様な経験を積みながら、視野を広げます。
[総合実践力]
臨床実習(8週間×2)
少人数のグループ学習で、クラス全員で国家試験合格をめざします。学生同士で教えあうことで、お互いの知識を深めていきます。
1年次から授業ごとに小テストを実施し、2・3年次からは模擬試験を行います。数多くの模擬試験を解くことで、自信をもって国家試験に臨みます。
クラス担任制なので先生との距離が近く、一人ひとりの弱点を把握した上で、成績が伸び悩んでいる学生に対しては特別補習などを実施します。
作業療法士として活躍する
幅広い分野での、
活躍の場が増えています
(2018年度実績)
身体・精神・発達期(子ども)・老年期、この4つの分野に障がいをもつ方が、作業療法士のリハビリの対象になります。そのため医療をはじめ、保健・福祉施設や教育機関など様々な現場で作業療法士の活躍が期待されており、求人件数は年々増加しています。
身体障がい
病院/リハビリテーションセンター/保健所/職業センター etc
発達期障がい
小児病院/児童福祉施設 etc
精神障がい
精神科病院/精神保健福祉センター/精神障害者社会復帰施設 etc
老年期障がい
介護老人保健施設/特別養護老人ホーム/療養型医療施設/在宅介護支援センター/訪問介護ステーション(訪問リハビリ) etc
「高度専門士」の称号が附与されます。
「高度専門士」の称号を附与された者は、大学卒業者と同等の学力があると認められる者として、大学院の入学資格も与えられます。
福祉住環境
コーディネーター検定
試験2級
(2019年度 就職希望者21名中21名)
2018年度卒業
棚倉 希海さんNozomi Tanakura
兵庫県立西脇高等学校出身
医療法人社団輝生会 初台リハビリテーション病院 勤務
患者さん一人ひとりに
丁寧に寄り添う。
今の職場では多職種とのチーム医療が徹底されていて、患者さん一人ひとりに質の高い医療を提供できることにひかれました。作業療法士としては、元気のなかった患者さんに、カード作成という作業を用いて大切な家族に感謝の気持ちを伝え、患者さんも家族も笑顔になったことが印象的です。私自身も喜びで一杯になり、作業療法士になって心から良かったと感じました。今後も患者さんに寄り添い、一緒に喜びを共有できる作業療法士でありたいと思います。
2016年度卒業
大柿 凪央さんNao Ogaki
八重洲学園大学国際高等学校出身
兵庫医科大学病院 勤務
患者さんと一緒に、
当たり前の日常を取り戻す。
現在、脳を患った方の訓練を担当しています。訓練内容は、ご飯を食べたりトイレに行ったりという、“当たり前”の日常動作。作業療法士とは、病気などで失われた日常を取り戻すお手伝いをする仕事です。医療チームのなかで、患者さんの生活に寄り添う役割だと感じています。入院前や退院後の患者さんの生活を思い浮かべながら一人ひとりの方にマッチするリハビリを考え、実践するところに、この仕事のやりがいがあると思います。
2016年度卒業
福羽 みのりさんMinori Fukuba
兵庫県立三田祥雲館高等学校出身
兵庫県立ひょうごこころの医療センター 勤務
入学時から憧れていた
児童や精神科領域へ進む。
入学して間もない頃から、子どもや精神科の分野で働きたいと考えていました。児童精神科がある現在の職場は、その頃からの希望でした。現在は子どもを対象に、生活スキルやコミュニケーションスキルを身につけるための訓練や、アルコール依存症の方が体力を回復するための訓練を担当しています。できなかったことや苦手だったことが、少しずつできるようになっていく姿を間近で感じられるのが、この仕事の一番の喜びです。
作業療法士科の授業の様子&キャンパスライフはこちらから!
2021.03.05
2021.02.10
2021.01.28
2020.12.16
2020.12.06
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