理学療法士の主な就職先7選。選び方のポイントもあわせて紹介

  • 神戸医療福祉専門学校
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国家資格であるという信頼性と就職率の高さから、年々増えている理学療法士。

リハビリテーションの専門職として、医療や福祉、スポーツの分野などその活躍の場所はさまざまです。
そこで今回は、理学療法士の主な就職先7選とその選び方について詳しくお話します。

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理学療法士として就職するまでの流れ

理学療法士として就職するためには、理学療法士の国家資格を取得する方法があります。

理学療法士の国家資格を取得するには、まず4年制大学や専門学校(3年制または4年制)など、文部科学大臣または都道府県知事が指定した理学療法士養成校を卒業。

その後、理学療法士国家試験に合格する必要があります。

理学療法士になるには?資格の取得方法と必要な勉強を紹介

就職活動は、必ずしも国家資格を取得してから始めなければならないわけではなく、タイミングによっては、就職先の採用試験を受けてから国家資格を受験するケースも。

また、県庁・市役所など地方自治体で公務員として働きたい場合は、地方自治体が運営する事業所が設定する公務員採用試験にも合格する必要があります。

理学療法士が活躍している主な分野とその割合

理学療法士が活躍している主な分野は、医療分野と介護分野、そして福祉分野です。

勤務先の割合としては、医療機関が約64%、介護分野が約12%、福祉分野が約1.2%と、半数以上の理学療法士が医療機関で活躍しています。(参照:日本理学療法士協会

また、最近ではスポーツトレーナーなどとして、スポーツ関連の現場で活躍している理学療法士も増えてきています。

理学療法士の主な就職先①医療機関

理学療法士の就職先で最多となっている医療機関。
理学療法士は主に病院のリハビリテーション科やリハビリテーションセンター、クリニックの整形外科などで活躍しています。

病院のリハビリテーション科やリハビリテーションセンターでは、患者さんに身体機能の回復を目的としたリハビリを実施。

総合病院に勤努める場合は、内科や整形外科、脳神経外科や心臓外科など複数の診療科で患者さん対応をすることになるため、対象となる疾患も多岐にわたります。
このため総合病院に勤務する理学療法士は、怪我や脳卒中による麻痺などによって身体機能が低下した人のリハビリテーションだけでなく、入院している高齢者の体力低下を予防したり、がん患者の体力維持のための訓練などといった業務も行うのが特徴です。

そのほか、クリニックなどの個人医院に勤める場合は、整形外科がメインとなります。
打撲や捻挫、骨折などの怪我や、骨・靭帯・筋肉に関する病気などで運動器疾患を抱えている方に対して、術前の理学療法評価や術後の身体機能向上を目的としたリハビリテーションなどを実施します。

理学療法士の主な就職先②介護施設

介護老人保健施設や訪問リハビリテーションなどの介護施設、老人ホームなどの高齢者向けの施設も理学療法士の主な就職先の一つです。

介護老人保健施設で働く理学療法士は、要介護認定を受けた人を対象に、弱った身体機能を取り戻し、自立した生活を送れるようにサポート。
訪問リハビリテーションでは、患者さんの自宅に出向いてリハビリテーションを実施します。

また、老人ホームなどの高齢者向けの施設で働く場合は、身体機能の回復というよりも体力や運動能力の維持を目的としたリハビリテーションを行うことが多くなります。

しっかりとまっすぐ歩けるかどうか、転ばないように歩けるかどうかなど、基本的な運動能力を維持するためのリハビリテーションが求められるのです。
また、運動機器を用いて行われるパワーリハビリテーションというリハビリ方法の指導を行う機会もあります。

理学療法士の主な就職先③福祉施設

福祉の分野で活躍している理学療法士は、主に身体障害者福祉施設や児童福祉施設などで働いています。

身体障害者福祉施設では、障がいを持つ方に対してリハビリを行うとともに、施設で取り組む集団での体操やレクリエーションを実施。

児童福祉施設では、障がいを抱える子どもたちに対して身体機能の回復を目指したリハビリテーションを実施します。

理学療法士の主な就職先④保健所などの行政機関

保健所や地域の保健センター、県庁や役所などの行政機関で活躍している理学療法士もいます。

保健所や地域の保健センターでは、地域に住む高齢者を対象に開かれる健康関連のセミナーやリハビリ教室の講師を務めたり、子供たちの発達に対して助言を行ったりします。

また、市町村の役所で介護福祉課や健康企画課、福祉政策課、自立支援課などで働く場合は、行政サービスの利用者対応のほか、介護予防や円滑な施設間連携をめざす施策を行うなど、より幅広い役割が求められます。

理学療法士の主な就職先⑤スポーツチームやフィットネス施設

近年では、理学療法士が動作の専門家として、スポーツやフィットネスの分野で活躍することも増えてきています。

例えばプロのスポーツチームでスポーツトレーナーとして所属する場合は、スポーツ選手が最大限のパフォーマンスを発揮できるよう、ケガの予防やリハビリテーション、トレーニングの指導などを担当。

そのほかフィットネストレーナーとして、スポーツジムやフィットネスクラブなどで一般の人に対して運動やトレーニングのサポート・指導を行う理学療法士もいます。

スポーツトレーナーとは? 仕事内容や資格の種類を紹介

理学療法士の主な就職先⑥一般企業

理学療法士の中には、一般企業に勤めて活躍している人もいます。
例えば出版社において医療書籍の執筆や編集をしたり、医療機器メーカーで福祉関連の機器の販売や製造業務を行ったりと、それぞれが理学療法士としてのノウハウを活かして働いています。

理学療法士の主な就職先⑦専門学校・大学

大学や専門学校など理学療法士の養成校の教員になるのも選択肢の一つです。

生徒に講義や実習などの指導を行ったり、国家試験対策や就職活動のサポートを行います。

ただし、養成校の教員として働くには、理学療法士として5年以上の業務経験がある、厚生労働大臣の指定する講習会を修了する、などいくつかの条件が定められています。

このため専門学校や大学の専任教員として働くのは、理学療法士としてじゅうぶんな経験を積んでから見えてくる道だといえるでしょう。

参照:教員基準について – 一般社団法人 日本理学療法教育学会

理学療法士の就職先の選び方

理学療法士の勤務先にはさまざまな選択肢があるため、なかにはどのように就職先を決めたらいいか悩んでいる人も多いでしょう。

どんなところで働きたいかまだイメージがつかない場合には、自分の興味がある分野や行いたいリハビリの対象・内容などについて考えてみるとよいでしょう。

医療や介護、福祉やスポーツなどのなかから興味がある分野や、どんな人に・どのようなリハビリを提供したいのかを考えると、自分のなりたい姿・活躍したい場所が見えてくるはずです。

ある程度施設の種類が絞れたら、治療方針や業務内容、給与・待遇面などさらに細かくそれぞれの勤務先の特徴をみていきましょう。

希望条件を全て満たすところを見つけるのはなかなか難しいでしょうから、これだけは譲れないというポイントや、希望条件に優先順位をつけて探すことが大切です。

まとめ

医療や介護、福祉からスポーツの分野まで、理学療法士の就職先はさまざま。
そして、社会において理学療法士の需要は高まっているため、意志を持って仕事に取り組む気持ちがあれば、自分のなりたい姿・やりたい仕事でいくらでも活躍が可能です。
まずは自分がどのような形で社会に貢献したいのか、しっかり考えてから就職先を決めていきましょう。

理学療法士になるには覚えておきたいこと

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卒業生の声

「回復には、信頼関係がいちばん。」(2017年度卒業)

「患者さんが元の生活に戻れるようにとリハビリテーションを行なっています。」(2017年度卒業)

「回復期のリハビリテーション病院で患者さんと関わっています。」(2013年度卒業)

「一般病棟と訪問看護ステーションで勤務。」(2013年度卒業)

>>卒業生の声の詳細はこちら

心のケアを図る作業療法士も目指せます

理学療法士は身体機能が低下した患者様に対して、運動療法や物理療法のような治療法を利用し、身体のケアをするのが仕事です。これに対して、身体のケアに加えて心のケアまで行う「作業療法士」という仕事があります。

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