手に職をつけるならどんな仕事がおすすめ?おすすめの業界や資格を紹介

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神戸医療福祉専門学校 中央校 介護福祉士科は13年連続で就職率100%!
文部科学大臣から、より実践的な職業教育に取り組んでいる専門学校として「職業実践専門課程」の認定を受けており、2年間で即戦力となる介護福祉士が目指せます。

長く働き続けることを考えた時に、誰でも1度は「手に職をつける」という言葉を聞いたことがあるでしょう。

明確な定義こそありませんが、 「手に職をつける」とは、世間や企業から求められやすく、何かと就職が有利になるスキルや資格を習得することsという意味で使われるのが一般的です。

そこでこの記事では、手に職をつけるのにおすすめの業界や職業を紹介。

「将来は、安定した収入が得られる仕事に就きたい」「食べていくのに一生困らない資格や職業を知りたい」という人はぜひ、チェックしてみてくださいね。

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この記事の執筆者神戸医療専門学校 中央校 介護福祉士科

神戸医療福祉専門学校 中央校 介護福祉士科は13年連続で就職率100%!
文部科学大臣から、より実践的な職業教育に取り組んでいる専門学校として「職業実践専門課程」の認定を受けており、2年間で即戦力となる介護福祉士が目指せます。

手に職をつけるとは?

手に職をつけるとは、「就職や転職、独立や開業など、仕事で生計を立てていくために役立つスキルや資格を習得すること」を指します。

このため手に職をつけることができる仕事というと、特別な知識や技術、経験を必要とする専門職を指すことが一般的です。

専門職というとピンとこないかもしれませんが、イメージしやすい職種でいうと、医師や看護師や弁護士、歯科衛生士やパティシエなどがあげられます。

もちろんこのほかにも、専門職にはさまざまな種類がありますので、まずは自分の興味がある業界や、得意を活かせる職業を見つけることが大切です。

手に職をつけるとどんなメリットがある?

特定の分野に特化した知識や技術が求められる専門職は、資格や免許を必要とする場合が多いです。

資格や免許を取得するには、養成校と呼ばれる専門性の高い学校に通ったり、試験に合格したりする必要がありますが、そのぶん長い目で見れば、以下のようにたくさんのメリットがあります。

  • 就職や転職に有利となり、安定した収入が得られる
  • 一般的な職業と違って、採用では資格や知識、スキルが重視されるため、学歴に左右されにくい
  • 同じ業務内容でも、資格手当がついたり基本給が高くなったりと収入アップが期待できる
  • 女性の場合、妊娠・出産などのライフイベントを迎えた後でも社会復帰しやすい

このように一度手に職をつけてしまえば、仕事に困る可能性が低く、安心して人生を送っていけるようになるんですね。

そこでここからは早速、手に職をつけるのにおすすめの業界や、具体的な職種について紹介していきます。

手に職をつけるのにおすすめの仕事①介護業界


まず、手に職をつけるのにおすすめの仕事としては、成長産業である介護業界があげられます。

超高齢社会に突入している日本では、今後さらにその需要は加速していくことが予想され、厚生労働省は2025年度には、新たに約32万人、そして2040年度に約69万人もの人材が必要になるとの見通しを発表しています。※1

第8期介護保険事業計画に基づく介護職員の必要数について-厚生労働省

このように、すでに慢性的な人手不足に陥っている介護業界は未経験可の求人も多く、すでに引く手数多の状態です。

しかし、同じ介護業界で働くのであれば、以下のような資格を取得することで、より有利な条件で働くことができます。

  • 介護職員初任者研修
  • 介護福祉士実務者研修
  • 介護福祉士

介護職員初任者研修

主に、食事・入浴・排泄などのサポートをする身体介助や、掃除・洗濯・調理・買い物など身の回りのお世話をする生活援助を行うのが介護士の仕事です。

未経験OKの求人に応募して採用されれば、無資格でも介護士として働くこと自体は可能。

しかし、介護にまつわる資格を取得すれば、それだけで就職や転職が有利になったり、給与が上がったりといったメリットが得られます。

そんな介護関係のスタート資格として位置付けられているのが、介護職として働く上で基本となる知識・技術を習得できる介護職員初任者研修です。

介護職員初任者研修は、講義と演習によって構成される約130時間の研修を受講した後、修了試験に合格することで取得可能。
取得にかかる期間の目安は、約1ヶ月〜4ヶ月です。

介護職員初任者研修を取得すると、老人ホームなどの施設介護だけではなく、利用者の自宅を訪問して、介護サービスを提供する訪問介護員(ホームヘルパー)として 働くことができるようになり、選択肢が広がります。

特にアルバイトやパートの場合は、1日に訪問する件数を調整したり、自宅直帰といった働き方が可能となるため、家庭での子育てや介護がある人でも、働きやすくなるといえるでしょう。

介護福祉士実務者研修

介護福祉士実務者研修とは、介護職員初任者研修の上級資格です。

質の高い介護サービスを提供するために、より介護に関する実践的な知識と技術が習得できるほか、痰吸引や経管栄養などの医療的ケアも学べます。

介護福祉士実務者研修は、全20科目(合計450時間)のカリキュラムを修了することで取得が可能。(スクールによっては修了試験があります)
取得にかかる期間の目安は、約6カ月〜1年です。

資格を取得することで、訪問介護事業所におけるサービス提供責任者になれるようになるなど、キャリアアップが目指しやすくなるほか、就職や転職もさらに有利になるといえるでしょう。

また、介護職員初任者研修の資格を持っていなくても、介護福祉士実務者研修を取得することは可能。
このため、最初から介護福祉士実務者研修の資格取得から始めるというのも一つの手段です。

なお、介護職員初任者研修を持っている場合は、研修カリキュラムの一部が免除されます。

介護福祉士

長い目で介護業界で活躍することを考えるなら、断然おすすめなのが介護福祉士です。

介護福祉士とは、介護関係の中で唯一の国家資格。
介護に関して一定の知識と技術があることを国から証明してもらえるため、利用者や職場からの信頼が得やすくなります。

そんな介護福祉士を取得するには、一定の受験資格を満たし、国家試験に合格することが必要です。

受験資格を得るには、主に、四年制大学、短期大学、専門学校など、厚生労働大臣が指定している介護福祉士養成施設に一定年数以上通う養成施設ルートと、一定の実務経験を経てから介護福祉士実務者研修を修了する実務経験ルートがあります。

一般的に、養成施設ルートの場合は2年、実務経験ルートの場合は3年かかるため、先に紹介した介護初任者研修や介護福祉士実務者研修よりもその取得難易度は高いといえますが、そのぶん得られるメリットは大きいです。

基本給が高くなる、資格手当がつくなどの待遇も良くなるほか、管理職が目指せるようになるなどキャリアアップの道も開けるため、介護業界で長く働くことを考えたら、ぜひとっておきたい資格だといえるでしょう。

>>2年で介護福祉士が目指せる!神戸医療福祉専門学校 中央校 介護福祉士科

手に職をつけるのにおすすめの仕事③IT・Web業界


次にご紹介するのは、数ある業界の中でも特に、その将来性が抜群だといわれているIT業界やweb業界です。

今後も伸びていく可能性が非常に高いだけでなく、経済産業省のデータによると2030年には約45万人のIT人材が不足すると予測されていることから、必要とされる知識や技術を磨けば、まず間違いなく仕事に困らない業界だといえるでしょう。※1

また、パソコン一つあれば仕事ができることから、ある程度経験を積めば、在宅勤務やフリーランスなど自由な働き方が選択できるのも、嬉しいメリットですね。

そんなIT業界やWeb業界の中でも、手に職をつけるのにおすすめの職業は主に以下の通りです。

  • プログラマー
  • システムエンジニア(SE)
  • webデザイナー

※1 IT人材需給に関する調査(概要)|経済産業省-情報技術利用促進課

プログラマー

プログラマーとは、プログラミング言語を用いてシステム開発を行う職業です。

HTMLやSCC、JavaScriptやPHPなど、さまざまなプログラミング言語を使って、仕様書にそってコンピューターを動かすためのコードを書いていきます。

プログラマーになるために取得を義務づけられている資格は特にありませんが、活躍するためにはプログラミング能力や数学的な処理能力、ハードウェア・ネットワークに関する知識など、専門的なスキルが必要。

このためプログラマーとして働くには、独学やスクールでプログラミング言語を習得するか、未経験OKの企業に入社し、一定期間の研修を受けるというのが一般的なコースとなっています。

システムエンジニア(SE)

システムエンジニア(SE)は、システム開発の中心的な役割を担う職種です。

システム開発の中でもいわゆる上流工程と呼ばれる部分を担当するのが一般的で、具体的には、クライアントの要望を聞いて「どこにどのような機能を持たせるのか」などを決める仕様書の作成や、予算や人員、進捗管理などのマネジメント業務を行います。

ただし、プログラマーとの線引きは企業やプロジェクトによって異なるほか、ベンチャーのような中小企業の場合、SEがプログラマーの仕事を兼務することも多いです。

SEを目指す方法は、プログラマーを目指す方法とほとんど変わりありません。

しかし、一般的にSEはプログラマーの上級職として位置付けられているため、まずはプログラマーとして就職し、経験を積むというのも一つの手段といえるでしょう。

webデザイナー

Web デザイナーとは文字通り Web サイトのデザインを行う職種です。

企業や個人などのクライアントが求めるwebサイトを作るために、ページのレイアウトや構成などを考えて、見やすく・分かりやすく、なおかつ見栄えのよいデザインを作成します。

webデザイナーを目指すには、SEやプログラマーと同様、未経験可の求人を探す、独学で必要なスキルを身につけるなどの方法があります。

【まとめ】「人にしかできない仕事」で手に職をつけよう


AI(人口知能)の発達によって、多くの仕事が機械化されることが予想されるこれからの時代。

今後、仕事に困らずに生きていくためには、コミュニケーション能力や発想力、個性を求められる職業など、AIやロボットでは代替できないスキルを身につけることが必要になってきます。

最近では、移動を支援するロボットなども登場していますが、それでも「利用者の感情を察して動く」という点で、やはり介護は人にしかできない仕事だといえるでしょう。

介護にまつわる資格にはさまざまなものがありますが、その中でも介護業界で長く活躍することを考えるなら、国家資格である介護福祉士の資格を取得するのがおすすめです。

介護福祉士の資格は、普通科の高校を卒業または高卒認定を受けている人ならば、介護福祉士養成施設に2年以上通うことで取得が可能です。

「手に職をつけて、長く働き続けたい」「介護の仕事に興味がある」という人はぜひ、まずはオープンキャンパスや資料請求で、介護福祉士について理解を深めてみてくださいね。

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