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この記事の執筆者神戸医療福祉専門学校 三田校 義肢装具士科
神戸医療福祉専門学校 三田校 義肢装具士科は日本で唯一の4年制。
義肢装具士の輩出数全国No.1の名門校で、国際義肢装具協会(ISPO)の認定校です。モノ作りと医療を深く学ぶ実習中心のカリキュラムで確かな力が身につきます。産学連携による特別実習では、グローバルな最新技術が学べ、パラアスリート支援の第一人者である臼井二美男先生など、業界の第一線で活躍されているさまざまな方の講義が受けられます。

アニメのキャラクターなどのフィギュアを持っている方は、少なくないのではないでしょうか。部屋に自分の好きなキャラクターがいると、心が自然と落ち着きますよね。そんなフィギュアの型を作ることを専門にお仕事をしているのが、フィギュア原型師です。ここではフィギュア原型師についての詳細を、深く掘り下げてみようと思います。
  

フィギュア原型師とは

フィギュア原型師とは、その名の通りフィギュアの原型を作る仕事を作る人を指します。
また原型を作った後に行われる塗装や仕上げなどの工程を、フィギュア原型師が一手に引き受ける場合もあります。

仕事内容

仕事内容フィギュア制作の依頼者と、キャラクターの姿勢やデザインなどの話し合いをし、設計図を書き上げてから、原型の制作に取り掛かります。
原型の造形方法には2種類あり、その1つが手原型です。
粘土やパテ等を用いて手作業で原型を作るのですが、手先が器用でないと、難しい作業になります。
もう1つの造形方法がパソコン造形で、データを作成しCGや3Dプリンターを用いることで、フィギュアの原型を作成します。
手原型だと制作時間が掛かってしまうため、デジタル技術による造形方法を採用するフィギュア原型師が増加するかもしれないと、言われています。
フィギュア原型師になるには特別な資格が必要ないので、高い技術力を持っているかどうかが、今後活躍するのための鍵になります。
高い技術力を持ってこそ、キャラクターの魅力を引き出す土台が作れるのかもしれませんね。

フィギュア原型師の業務形態

会社員

フィギュア原型師は、どちらかと言うと制作会社に勤める会社員として働くことが多いようです。
いわば一般的なサラリーマンと変わらないので、給料は勤める会社に準拠することになり、長く働いて経験を積めば、昇級する可能性があります。
会社員として採用されるには、書類選考や面接はもちろんですが、何よりも作品の出来不出来に左右されます。
そのため、会社員としてフィギュア原型師になるにしても、一定以上の技術力が求められるのは間違いありません。

フリーランス

フリーランスのフィギュア原型師として働く場合の年収は、1体のフィギュア制作で得られる金額と仕事量によって決定します。
そのため、高い技術力はもちろんですが、納期を守るなどのマナーを身につけていなければ、制作の依頼が来なくなります。
基本的には、制作会社で技術力を磨いてから独立するケースが多いようです。

フィギュア原型師になるには

専門学校・美術大学

フィギュア原型師になるには、何か特別な資格を取得する必要はないので、とにかく技術力を持っているか否かが問題になります。
求められる技術力は特殊なものになるので、独自で養うとなると難しい場合があります。
フィギュア原型師になるには、なるためのカリキュラムが設定された専門学校や美術大学に通って就職するのが無難でしょう。

展示会への出品

自作のフィギュアを展示会に出品することで、制作会社やメーカーの目に留まってもらうという方法もあります。
この方法だと、確かな技術力がないと困難かもしれませんが、アピールする絶好の機会になるのではないでしょうか。

フィギュア原型師に必要なスキル

必要なスキルフィギュア原型師には手先の器用さと、造形に必要な想像・創造力や空間認識能力などが求められます。
また、依頼者がいてこそフィギュア原型師は成り立つので、依頼者の要望に添えるような融通性も必須でしょう。その融通性は、デジタル技術とアナログ技術の使い分けにも活きてくるので、柔軟な思考力は養っていても損はありません。
そして何よりも、コミュニケーション能力が必須となります。
コミュニケーション能力は、依頼者との信頼関係を構築するために必要なものなので、できるだけ意識して養うようにした方が良いでしょう。
このようなスキルは、義肢装具士とも相通ずる点があるので、人助けにも興味がある方は、義肢装具士も選択肢の1つに加えてみて下さい。

まとめ

フィギュア原型師は、技術力が高ければ高いほど、収入も比例して増えていく職業です。
そして何よりも、自分が製作に関わったフィギュアを購入して喜んでくれる人が増えていく要因にもなります。
興味がある方は、是非その道を歩みましょう。


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卒業生の声

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「患者さんに本当に喜んでいただけた時、やりがいを感じます。」(2008年度卒業)

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