
言語聴覚士は食べることや聞くこと、そして話すことなど、リハビリの対象となる領域が広く、非常にやりがいのある仕事です。
しかしながら、医療に従事するリハビリの仕事と言うと、女性が多くて男性が少ないとうイメージがあるのではないでしょうか。
では実際に、男の言語聴覚士の数はどうなっているのでしょうか。
ここでは男の人数を踏まえつつ、男という観点から、言語聴覚士について切り込んでみようと思います。
目次
男の方が少ない
結論から言いますと、全体的な男性の言語聴覚士の数は、女性よりも少ないです。
それは作業療法士にも言えることなのですが、反対に、理学療法士の場合は男の方が多いです。
主な理由としては、理学療法士には力仕事をある程度求められ、身体を動かす必要があるという事が挙げられます。
人数だけを見てみると、女性の方が言語聴覚士に向いているのでは、と思ってしまうかもしれませんが、実際はそんな事はありません。
ですので、男であっても充分に言語聴覚士を務められるという事を、ご紹介していきます。


求められるものは変わらない
言語聴覚士に求められるのは、コミュニケーション能力や豊富な知識、根気や人助けをしたいという強い気持ちです。
コミュニケーション能力や根気、そして人助けをしたいと思う気持ちを持っているかどうかは、男女に関係なく人それぞれになります。
また、言語聴覚士になるためには豊富な知識が必要となるので、どれだけ努力できるかが鍵になってきます。
このように言語聴覚士に求められるものは、男性であっても女性であっても変わりません。
そのため、女性の方が言語聴覚士に向いている、という事は全くなく、男性であっても充分に活躍できる可能性はあります。
働きながら結婚して養える
もしかしたら、結婚して子供を養えるだけの収入を得られないのでは、と思っている方がいるのかもしれません。
しかしながら、男性として働きながら家族を養っている方は大勢いる、と実際の言語聴覚が語っています。
もちろんですが、職場の給与体系によって変わってくるので、就職する際にはその点に注意しなければなりません。
言語聴覚士は未だに需要があり、将来性もある職業なので、将来的になりたいと思う方が増える事が予想されます。
そのためには、男女に関係なく他の言語聴覚士との差別化を図った方が、家族を養えるだけの収入を安定して得られる要素となります。
他者と差別化するには、先程ご紹介したコミュニケーション能力と根気、そして豊富な知識や基本的な技術、後輩への指導経験などが重要になってきます。


実際に働いている男性の感想
32歳 経験年数:11年 病院勤務
病院勤めなので給料に不満があまりない上に、多くの人が訪れるという事もあって、大きなやりがいを感じています。
特に、リハビリの成果が出て感謝された際はとても嬉しいです。
職場にいる言語聴覚士は男性より女性の方が多いですが、あまり不自由は感じていません。
ですが、患者さんだけでなく同僚ともコミュニケーションを取る必要があるので、その点は心掛けた方が良いですね。
最後に、言語聴覚士に限った話ではないですが、中々簡単にこなせる職業ではありません。
忙しさに慣れるまでは大変かもしれませんが、勉強の積み重ねと根気がとても重要になってきます。
しかし逆に言うと、どこまで成長できるかは自分次第という面が非常に強いので、言語聴覚士は男女に関係ない職業と言えます。
30歳 経験年数:7年 児童施設兼小児病院勤務
発達障がい児が入院もしくは通院をしている施設で働いていて、子どものリハビリだけでなく、ご家族にも適切なアドバイスができるよう心掛けています。
子どもと良好なコミュニケーションが取れたり、何かしてほしいと頼まれた時に、僕はやりがいを感じています。
言語聴覚士に男性も女性もありませんが、子どもと関わる職場なので、子どもが好きでないと厳しいでしょう。
まとめ
言語聴覚士は、男性・女性に関わらず求められる能力などは同じなので、男だからと言って何かしらの不利になる要素はないと言えます。
とても重要な点は、働き出してから自分をどこまで成長させることができるかです。
男性で言語聴覚士に興味ある方、または人助をしたいと考えている方は、参考にしていただきたいです。
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「担当したお子さんが少しずつ上手く話せるようになり、その場面をご家族とも一緒に共有できてとてもやりがいを感じた」(2018年度卒業)
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