こんにちは。
神戸医療福祉専門学校中央校の介護福祉士科教員をしています、粟内です。
皆さんは「介護福祉士の給与事情」について、ご存知ですか？
今回は介護業界の給与事情についてお話させて頂けたらと思います。
介護福祉士の国家資格を取得することで、ほとんどの施設や在宅サービス事業所などで、資格手当がつきます。手当の額については、事業所単位で変わってきますが、無資格で働いている方と比較すると、年収に大きな差が生まれます。
事業所の視点から見てみますと、介護福祉士を配置することで、様々なメリットがあります。
具体的には、本人や家族の方々に提供されるサービスに対する安心感を持って頂けたり、各種の加算を算定できるというような点が挙げられます。 加算というのは、事業所のサービス提供体制、専門職の人員配置、利用者の受け入れ体制等の中で、一定の要件を満たせば、費用に上乗せして算定できるものを言います。特に給与に関わってくる加算に「処遇改善加算」と「特定処遇改善加算」と呼ばれるものがあります。算定要件は下記図をご覧ください。
これらの加算を算定している事業所で、かつ経験を有する介護福祉士、リーダー等の役職についている方については、この手当がついていると考えられますので、給与も高くなっていると言えます。
今後は更に法整備が進み、サービス提供に関して何かしらのインセンティブが発生する加算の登場があるかもしれません。給与アップについては大いに期待が持てると思います！ 是非本校で介護福祉士の資格取得を目指しませんか？
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