神戸医療福祉専門学校中央校の介護福祉士科を卒業後、
介護現場での実務経験の後、就労継続支援B型作業所を立ち上げた、
長井 忍武さんにインタビューをしました!
建築の現場で働いていた頃、高校の卒業資格は取得しておきたくて、働きながら通信制高校に入学しました。単位取得の講座の中から選択した介護現場を目の当たりにして、“人を楽しませるのが好き”な私は、介護福祉士の仕事が面白そうだと感じました。介護職を目指すなら専門的に勉強したいと思い、仕事を辞めて神戸医療福祉専門学校への進学を決意しました。卒業後は給与も高く、研修や研究に積極的に取り組んでいる高齢者分野の施設へ就職し、充実していた生活を過ごしていました。
現場経験3年が過ぎようとしていた頃、父親のように慕っていた叔父が事故によって脊髄損傷になり、寝たきりになりました。その事がきっかけで「障がいがあっても生活を楽しく過ごすことが大切」だと感じた私は、親族のサポートを得ながら就労継続支援B型の作業所Cocous『ここ(coco)から障がいのある方の明日(us)へ繋がるサービスを作りたい』という想いから兵庫県の淡路島で2018年6月に立ち上げました。
ご本人の希望で入退院を繰り返しいた67歳の利用者の方は、こだわりが強くパニックや強迫、潔癖の症状が強く通所が難しかったのですが、毎日連絡し関係性を築いていく中でCocousへ来る理由が出来始めると症状が落ち着き、通所から5ヶ月は入院せずに生活する事が出来ています。また今では会いたいとご本人から連絡を下さり、日々共に過ごす中で強迫に勝てた大きな一歩を感じられた時には嬉しく思います。将来的には新たな事業展開も考えては居ますが、今はCocousの利用者さんを大切にし、これから利用される方にも、技術的に○○が出来るようになったではなく、共に過ごす中での「楽しい、楽しかった」を感じて貰える事ができれば良いなと思っています。
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