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気になる“臨床実習”って?~義肢装具士科4年制 編~

義肢装具士科4年制/三田校

2023.8.19

医療系国家資格取得に欠かせない医療現場での“臨床実習”

「実習は大変」
「実習は厳しい」
ってよく聞くけど、実際はどうなの?

そんな疑問にお答えすべく、臨床実習を終えた学生に直撃インタビュー!

今回お話を聞いたのは、
義肢装具士科4年制4年生の花本 可南さん(岡山県県立玉野高等学校 出身)

花本さんが義肢装具士という職業を知ったのは小学生の時。
イルカの人工ヒレのニュースを見たのがきっかけ。

高校生の時、最初は“子どもが好き”という理由で幼稚園教諭を目指していたのですが、友人の付き添いで三田校のオープンキャンパスに参加した時、

「義肢装具士は子ども用の装具を作ることもある」

という話を聞き、もともと“もの作りが好き”だということもあったので、幼稚園教諭ではなく義肢装具士になろうと思ったとのことです。

他の大学とも迷いましたが、三田校のオープンキャンパスに来た時、
学生スタッフの対応が良く、自分もこのような学生になりたいと思ったので、
三田校の義肢装具士科4年制に決めたとのことです。

Q1.臨床実習先はどこでしたか?

子どもの装具製作に興味があったので、“姫路ブレース”という小児専門の装具を扱っている企業様を臨床実習先として希望させて頂きました。

Q2.臨床実習の期間や、その期間の生活について教えて下さい。

期間は6週間。
普段は三田市内で一人暮らしをしているので、臨床実習中は学校が借りてくれている賃貸アパートで生活をしました。

実習は週に3~4回、
午前中に療育センター等の小児施設で採型や適合といった製作現場の見学を、
午後からは外回りの同行させて頂きました。
週に1~2回は、
会社で実際に製作をさせて頂くという日々を過ごしました。

↑花本さんが臨床実習中に作らせて頂いた子ども用の装具、とある有名なアニメ映画をモチーフにしているとのこと🌱

Q3.臨床実習の中で印象に残っていることや感想は?

同行させて頂いた中で最も印象に残っているのは、
お子様が採型を嫌がった時の対応方法です。

採型は装具を製作する上で最も重要な工程の1つなので、通常ならそれが出来ないと製作が出来ません。
とはいえ、嫌がる子どもを無理矢理押さえつけて型を採るわけにもいきません。

そこで行われたのが、足の底だけ形を採って、あとは自社にある、そのお子様に近しいサイズのモデルを元に製作を進めていくという方法です。
通常なら難しい方法なのですが、長年の経験があるからこその臨機応変な対応、小児の装具を専門で扱っている企業だからこそのノウハウが活かせる方法でした。

小児分野に関する専門性の高さを感じた瞬間でした。

また、好きなキャラクターがデザインされたカワイイ装具を見て喜ぶ子ども達を見たり、自分が製作した一部のパーツが使われた製品を装着してくれた子ども達を見たりして、小児の分野でやってみたいという気持ちが今までよりも大きくなりました。
慣れない環境で緊張した場面も多々ありましたが、実際に装具を製作させて頂けたり、実際の患者と触れ合うことが出来たりし、とても楽しく、充実した期間を過ごさせて頂きました。
希望や要望を聞いて下さった“姫路ブレース”様にとても感謝しています。

花本さん、ありがとうございました!

■義肢装具士の専門学校では唯一の4年制!そしてISPO(国際義肢装具協会)認定校!神戸医療福祉専門学校三田校の義肢装具士科4年制について詳しく知りたい方はコチラ

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