11月23日(月・祝)、三田校の採型室にて卒業生講演が行われました。
講演をして下さったのは、三田校 義肢装具士科2期の卒業生で、本校教員でもある宮谷定行先生です。
宮谷先生は、大阪府大東市にある川村義肢株式会社所属の義肢装具士で、約20年の臨床経験をお持ちでいらっしゃいます。
講演では、その臨床経験から、あらゆる症例の紹介や義肢装具士の仕事内容を、ご自身の経験や日常生活を例に、義肢装具士という仕事のやり甲斐や、仕事の流れなどをわかりやすく紹介して下さいました。
参加者の方は、「仕事内容や自分が義肢装具士になった時のイメージがわいて、さらに理解が深まってよかった。」とおっしゃっていました。
講演会後、AO適職診断の体験実習が併せて行われました。
体験内容は、AO適職診断で実際に行われている、シュ-ホン型装具の採型です。
学生スタッフによるデモンストレーションを見ていただいた後、参加者の方々にも実際に体験していただきました。
参加者の皆さんは、「見るのと実際にやるのはまったく違って、とても難しかった。」と感想を語られていました。
卒業生による講演会、AO適職診断体験実習と、1日を通して、さらに義肢装具士という職業についての理解を深めていただけたのではないでしょうか?