こんにちは!義肢装具学科です。
今回は義肢装具士科3年生の靴型装具の製作実習を紹介したいと思います。
木型の調整から始まり、アッパー製作を経て、現在はその2つを使っての吊り込みという作業を行なっています。木型にアッパーを被せ、専用のワニと呼ばれる工具で慎重かつ大胆に靴の形状を成形していっているところです。今まで製作してきた義肢や装具とはまた異なる技術を使う靴製作に、すんなりと上手くいく学生もいれば、悪戦苦闘する学生もいましたが…授業終わりには、ほぼ全員がなんとか終了して、こちらも一安心でした。
下の写真が吊り込みが終わった状態の靴型装具です。
左の写真のようにスタンダードなデザインや、右の写真のようなPOPな感じの色使いなどなど、ユーザーの好み次第で、色やデザインをある程度選択できる(or選択しなければならない)のが、靴型装具の一種の魅力だと言えるかもしれないですね。
学生の皆さんは国家試験を控える最終学年で座学が続く毎日ですが、この授業を生抜きと思ってリフレッシュして、また今週からも国家試験へ向け頑張ってください。目指せ全員合格!