NEWS&TOPICS

【作業療法士科】関節の動きを検査する!

作業療法士科

2024.1.19

こんにちは、作業療法士科の渡辺です。
今日は1年生の授業【身体障害評価学】という授業を紹介したいと思います。
授業名は漢字が並んでなんだか難しそうに見えますね。
ですが、説明を読むと「こんなことか~!」と思うかもしれません。

身体障害評価学って??

例えば病気やケガ等が原因で片腕が動かなくなったとします。
そうなると毎日生活をする中で、当たり前に出来ていた動作……例えば食事を口に運ぶ・着替える・お風呂に入る等が、出来なくなります。

こんな状況になって困った時に、まず作業療法士は様々な方法を使い、患者さんが元の生活に戻れる様にリハビリやサポートを行います。

リハビリやサポートを行うにしても、患者さんによって必要な事は異なります。
どうして着替えができないのか?
なにが原因でお風呂に入れないのか?
筋肉の力が落ちているから?
動かなくなった片腕は麻痺で動かせない?

原因を明らかにしないといけません。
…………と、さまざまな原因が考えられます。

そこで、行うのが検査です!
この検査について学ぶ授業が【身体評価学】です。

検査を通して患者さんの状態を深く知る事により、患者さんひとりずつに寄り添ったリハビリやサポートを行える様になるのです。
筋力が落ちている事が原因なら、筋力アップのためのリハビリを。
片腕は動かせなくても、もう片方の手が動かせるなら補助をする器具を使えば出来るのではないか?
この授業を通して、そういった事に気付ける様になります。

どんな授業なの?

作業療法士科の1年生では、まず関節の動きを調べる検査を習い、練習します。

身体にはたくさんの関節があります。
なので、それぞれ測る時の姿勢や向き、測る器具などもその関節に合わせて選んで検査していく必要があるのです。
この検査はR.O.M(アール・オー・エム/Range of Motion/関節可動域の意味)検査と呼ばれおり、学生なら一番最初に学ぶ検査となります。

クラスの仲間同士でペアになり、それぞれ教え合いながら、練習していきます。

本当の患者さんの身体を測るつもりで、真剣に取り組んできたおかげで、みんなずいぶん上手になってきたようですね。

服装も白衣を身にまとい、みんな気持ちは将来のセラピストに思いを馳せているのかもしれません。
 

画像に alt 属性が指定されていません。ファイル名: kotira.png
画像に alt 属性が指定されていません。ファイル名: 請求-1024x373.png

関連記事

CAMPUS

キャンパス紹介

中央校

Kobeiryo Chuo

0120-480-294

〒650-0015 兵庫県神戸市中央区多聞通2-6-3
TEL:078-362-1294

学べる学科

公式SNS

三田校

Kobeiryo Sanda

0120-511-294

〒669-1313 兵庫県三田市福島501-85
TEL:079-563-1222

学べる学科

公式SNS