アスリートが行うリハビリテーションの内容とは?

リハビリ
  • 神戸医療福祉専門学校
    理学療法士科

  • 神戸医療福祉専門学校 三田校 理学療法士科は、じっくり学べる4年制!
    カリキュラムの約7割を占める豊富な演習・実習で、実践力を養成。2019年度の就職率は100%で、理学療法士の国家試験合格率は97.1%と高い実績を誇っています。さらには、作業療法士科など他学科との関連職種連携により、本格的なチーム医療が学べます。

アスリートにとって一番辛いのは、ケガや病気によって満足のいくプレーができないことです。
このような状態に陥った場合、アスリートの多くは故障の原因を解析し、適切なリハビリを行なっていきます。
本記事ではアスリートが行うリハビリの内容について詳しくお伝えしていきます。

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    カリキュラムの約7割を占める豊富な演習・実習で、実践力を養成。2019年度の就職率は100%で、理学療法士の国家試験合格率は97.1%と高い実績を誇っています。さらには、作業療法士科など他学科との関連職種連携により、本格的なチーム医療が学べます。

アスリートが行うリハビリ

腕の診断これからアスリートが行なっているリハビリ内容はどのようなものなのか詳しく見ていこうと思います。
リハビリの流れとしては以下の通りです。

  1. 各関節の機能評価
  2. スポーツ動作の評価
  3. 物理療法
  4. ストレッチ
  5. 運動療法
  6. トレーニング

1.各関節の機能評価

関節の動きの硬さや不安定な部位、筋力などを評価し、どのようなトレーニングを行うか方向性を明確にします。

2.スポーツ動作の評価

スポーツ動作における問題点を細かく分析し、障がいが発生しているメカニズムを明確にします。

3.物理療法

物理治療(電気治療、超音波療法、アイシング、温熱療法)を行います。
物理療法を用いることで腫脹の軽減や筋の過緊張緩和、損傷部位の治癒促進などに効果が望めます。

4.ストレッチ

筋の硬さに応じて適切なストレッチを実施し、自主トレーニングなどでも行えるよう指導します。

5.運動療法

目的に沿った筋の柔軟性や使い方を学習させます。これを使うことでトレーニング効果を高めることができます。

6.トレーニング

各スポーツの動作に応じて筋力発揮の質を高めることや障がいを目的としたトレーニングを行い、パフォーマンス向上を目指します。

リハビリ中のアスリートの食事方法

カルシウム群次にリハビリ中に効果的な食事方法を紹介していきます。

ケガによる骨の異常にはカルシウム

怪我による骨の異常にはカルシウム、マグネチウム、ビタミンKが効果的です。
これらの成分を含んでいる食べ物としては、チーズや卵、牛乳、小魚、海藻などが挙げられます。
集中してカルシウムを摂りたいという場合は、圧力なべでチキンが柔らかくなるまで煮込みます。
そして柔らかくなった骨を食べることで牛乳や卵に含まれているカルシウムの10倍のカルシウムを摂取することができます。

靭帯や肉離れなど筋肉のトラブルにはビタミン

靭帯や肉離れなどの筋肉のトラブルにはビタミンが効果的です。
ビタミンを摂取することによって回復能力が高まり、バランスよくタンパク質を摂取することで怪我をしない体にもなります。
ビタミンを含んでいる食べ物としては肉や豆、玄米、チーズ、牛乳などが挙げられます。
ビタミンを摂取しながらリハビリやトレーニングも並行して行なっていくことで、筋肉のを早急に回復させることができます。

アスリートのサポートを行う人達

リハビリを行っている男性アスリートが活躍できているのは何も本人の力だけではありません。
裏で支えてくれている人達の力もあって、最高のパフォーマンスへとつながるのです。
これからアスリートを陰ながらサポートしているのはどのような人達なのか詳しく見ていこうと思います。

理学療法士

理学療法士は英語で「Physical Therapist」といい、『PT』と略して呼ばれることもあります。
ケガや病気が原因で身体が上手く動かせない人に対して、運動療法や物理療法を用いてリハビリテーションを行うのが主な仕事内容です。
また、ケガの予防やパフォーマンス向上のために適切な動きができるよう動作改善していくことも理学療法士の仕事です。
理学療法士によるリハビリテーションは医師の指示の元で行われ、運動療法や物理療法などが用いられます。

理学療法士になるには

理学療法士になるためには医療系の大学や専門学校で養成課程を修了した後、理学療法士国家試験に合格する必要があります。
国家試験の合格率は年度によって異なりますが、おおむね7割~9割ほどと言われています。

理学療法士の活躍の場

理学療法士が活躍できる場所としては、病院のリハビリルーム、介護福祉施設、地域包括視線センターなどが挙げられます。
また、アスリートやスポーツチームなどスポーツの現場で活躍している理学療法士も存在します。

鍼灸師

鍼灸師は鍼や灸を用いて局所の筋肉を刺激し、アスリートのコンディションを整えたり、ケガの治療を行う人を指します。
アスリートが常に最高のコンディションを維持するためにも、高い鍼灸技術やトレーナー理論、スポーツ医学に関する幅広い知識などが求められます。

鍼灸師になるには

鍼灸師になるためには「はり師」と「きゅう師」の両方の国家資格を取得する必要があります。
「はり師」と「きゅう師」の国家試験にはそれぞれ受験資格が設けられており、その受験資格を満たして初めて国家試験を受験することができます。
受験資格は厚生労働省が指定する養成機関(専門学校や大学)を卒業することです。
それらの学校の養成課程は3年となっており、3年間の学習を修了することで、国家試験を受けることができるようになります。

鍼灸師の活躍の場

鍼灸師の活躍の場は非常に幅広いです。
鍼灸院や病院、リハビリテーションセンターなど医療現場で働いている鍼灸師もいれば、スポーツチームの下でトレーナーとして働いている鍼灸師、アスリートや選手個人と契約を結んで活動している鍼灸師もいます。

まとめ

ここまでアスリートのリハビリ内容についてお伝えしてきましたが、いかがだったでしょうか?
アスリートが表舞台で活躍できているのは、裏で支えてくれるトレーナーの存在があるからです。
最後までご覧になった方は、今回紹介したことを少しでも今後に役立てていただけると幸いです。

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