今話題のテレビドラマ「silent」では手話もたくさん目にします。
手話は「日本手話」と「日本語手話」に区別している人もあれば、区別せずに「手話」としてつかっている人あります。
ここでは区別せずに「手話」と呼びます。

聴覚障がいがある人が全員「手話」をつかうわけではありません。「手話」をつかえない人もいます。
関西生まれの人が全員関西弁を話すわけではないのと同じです。
関西生まれでも親が中国語だけを話している場合は関西弁を話さないというように。
「手話」にふれる機会がなければ「手話」はつかえません。
「silent」の想君のようにことばを獲得した後に聴覚障がいになる中途失聴者で、手話をつかいたいけど知らない場合は、難聴になってから習います。
中途失聴者がつかいやすいコミュニケーション手段って何でしょうか?

手話、筆談、LINE、音声を文字に変換してくれるアプリなどが思いつきます。
中途失聴者には、これらは音声言語に比べると手間がかかるように思えることもあるようです。
また、初めてのお店などでつかうと、店員さんをびっくりさせるのではないかと不安になることもあるようです。
「silent」での様々なコミュニケーション手段にも注目ですね。
言語聴覚士は、聞こえや、話すこと・食べることのリハビリを行う専門職です!