こんにちは。
作業療法士科 教員の山下です。
高校生のみなさんは夏休みに入りましたね。
校内ではオープンキャンパスの準備を色々行っています。
バスボム作りや足浴体験、リフト体験などなど……楽しみながら作業療法士やリハビリについて分かる内容です。
もし良かったら来てみてくださいね!!
という事で、夏休み企画!授業振り返り特別号①です!
タイルモザイクでリハビリを♪

1年生は「タイルモザイク」という作品作りを始めました。
「え?なんで??🤔」
「作業療法士ってリハビリ職なのに……???🤔🤔」
と、思われる方もいると思うので説明します。
モノ作りを通したリハビリを学ぶ!

リハビリも様々ありますが、作業療法士の行うリハビリの中にはモノ作りを通して行うものもたくさんあります。
陶芸や革細工、タイルモザイクなどなど、その種類はたくさん。
タイルモザイクの場合、
・作業中に座った姿勢を保ち続けるリハビリ
・薄いプラスチックを手で割ってタイルにするための、握力や指先のつまむリハビリ🤏
・細かい作業を行う、指先を動かすリハビリ
・物を見ながら手を動かすリハビリ👀
・どんな物を作るのか構成力や集中力を高めるリハビリ
など、タイルモザイクを通して様々なリハビリを行う事が出来ます。
作業療法士は、患者さんの興味や関心、それをやって患者さんにどんな影響があるのかを考えて、タイルモザイクをしたり陶芸をしたり、人によってはゲーム(Eスポーツ)を通してリハビリを行います。
いきなりタイルモザイクは出来ない! から学ぶ
実際の現場でも行われるタイルモザイク。
とは言え、はじめてでいきなり出来る人はあまりいません。
神戸医療では、現場でよく行われるタイルモザイクや陶芸、革細工などの作業を学内で一通り学んでいきます😊


薄い色の付いたプラスチックを手で割って細かなタイルを作っていきます。
(本当は道具を使用しますが、今回は現場でよくある方法を学びました)
タイルを作ったらフレームに下絵をつけて、タイルを貼っていきます。
「タイル割るのたのしー!!😆」
と言いながらタイルをパキパキ割ったり、もくもくと作品作りに集中したりしていました。
今回はタイルモザイクでしたが、秋からは陶芸なども行っていきます。
どんなモノが出来るか、楽しみですね。

