
義肢装具士科4年制2年生では9月からの後期実習で下肢装具について勉強してきました。
下肢装具とは、股関節から足部におよぶ部分に関する機能障害(運動麻痺や変形など)に対して、治療や日常生活に使用することを目的に装着する装具を言います。
下肢装具にはたくさんの種類がありますが、この実習では実際の義肢装具士が臨床でよく経験する症例を基に、それぞれの学生が自分の担当疾患について調べ、製作適合する実習です。

実習前半は短下肢装具(膝から足までの装具)の製作適合です。
石膏包帯を巻いて下肢の採型(型取り)をします。
プラスチック製や金属支柱付きの短下肢装具を製作していきます。

完成した装具を、実際に適合(身体に合わせ)します。平坦な道や坂道、階段などを試歩行して適合の良し悪しを確認します。

次のブログでは、長下肢装具と言って、今回のものよりも長く、股関節の下から足部まで及ぶ装具の実習を行った様子をお伝えします!
お楽しみに😉