こんにちは。
神戸医療福祉専門学校三田校 作業療法士科の大塚です!
この冬、新しい車椅子が神戸医療に届きました。
車椅子と言っても様々な種類がありまして!
車椅子と一口でいってもその種類は細かく分類するとても多くあります。
車輪が大きく自分で動かせるタイプ・誰かに押してもらうタイプ・足置き等を動かし自分の足の長さにあわせるタイプ、電動車いす等々。
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自分自身で移動できない患者さんにとって車椅子は大切な道具であり、作業療法士はその選定から調整まで幅広く関わります。
そのため、学内では車椅子の知識や押し方、乗せ方等も含めて講義や実技・演習等、様々な角度から車椅子について学んでいきますし、病院などで行われる学外実習でも必要不可欠な知識と技術になります。
(患者さんが驚かない様に車椅子を押す方法等、大事ですからね!)
どんな車椅子が届いたの?
今回、届いた車椅子は自分で座った姿勢を保つことの出来ない人に使用する介助用のもので、背もたれや座面の高さなどが調整可能なタイプになります。
ということで、見慣れない新しい車椅子が届き、さっそく試乗開始!
首を支えて頭部を安定させるヘットサポートの調整や、左右の腕を支えるアームサポートの調整、
背もたれと座面の傾斜調整ができるティルト・リクライニング機能の確認。
乗り移りに便利な脚部の取り外し機能や脚の部分が左右に開くスイングアウトの機能の確認。
脚の部分が上下に移動するエレベーションの機能の確認など……。
「おお、凄い」と実際に自分の身体で試しながら、みんなで交代して楽しそうに盛り上がっていました!
特に今回の車椅子は自宅に帰られた患者さんがよく利用されているタイプなので、学生さんにはたくさん実習などで使用してもらおうと思っています。

