こんにちは。
神戸医療福祉専門学校中央校鍼灸科教員の阪本 尚美です。
突然ですが、ツボ(=経穴)は何個あるのか知っていますか?
ツボはグローバルにも認められていて、WHO(世界保健機関)によって名前や位置が統一されているものだけでも361か所あります。
「はり」や「きゅう」を使ってツボに刺激を与えていくので、ツボの場所を覚えることは鍼灸師になる為には必須です。
えっ、でも361か所って………
学生だった時思いましたよ、全部覚えなきゃいけないの???
…いけないんです。覚えます!!

暗記が苦手だったのでどうやったら覚えられるのか試行錯誤しましたが、
その時、人によって覚えやすいパターンがあるのを発見しました。
クラスメイトにどうやって覚えているのかを尋ねると、
①視覚タイプ:目で見た情報が写真や動画のように頭に浮かぶタイプ
②言語タイプ:重要なことは必ずメモを取って覚えたり、文章を図、図を文章で説明することが得意なタイプ
③聴覚タイプ:替え歌が好きだったり、歌詞を覚えるのが得意なタイプ
の大きく3タイプの勉強スタイルに分かれていました。

頭(脳)で記憶する情報は目・鼻・耳などの感覚器から入ってきます。
その頭に入ってくる情報の仕入れ方は人それぞれです。例えば、流行っている
曲を一緒に聴いても、サビの歌詞を覚えている人もいれば、サビのメロディー
しか覚えていないという人もいますよね。ツボの覚え方も同じように、その人によって得意な覚え方があるんです。

①視覚タイプの覚え方
視覚タイプは写真や図として覚えるのが得意なので、自分の手足にツボを書いたり、体の絵の中にツボを書き込んでいくと覚えやすいです。
②言語タイプの覚え方
言葉・文字を視覚に頼って覚えるのが得意なので、ノートにひたすらツボの名前を書き続けていく覚え方や、教科書やプリントにツボの漢字の意味を書きこんで文字をイメージしていくといいでしょう。
③聴覚タイプの覚え方
耳から入れる音として覚えるのが得意なので、スマホにツボの名前や位置を録音し、通学中何度も繰り返し聞く方法や、ツボを適当なメロディーに合わせて自分が発音することで、記憶を定着させることができます。
例えば、「もしもし、カメよ~カメさんよ~♪」が「もしもし、ちゅ~うふ(中府)う~んもん~(雲門)♪」と既に有名な童謡の替え歌バージョンがあるので覚えやすいですよ。
私は視覚タイプと言語タイプなので文字や絵を書いて覚えました!
自分がどのタイプの覚え方が向いているのかを知れば、暗記が苦手な人も楽しく勉強できるので、最適な勉強法を試してみてくださいね。

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