2017年6月は、『40歳代で入学★家庭と両立しながらの学生生活について』というテーマで講演会を実施しました。
講演者は、2015年度卒業生の岩本友香理さんです。
ひきこもりサポーター事業コーディネーターの岩本さんは、入学前よりひきこもり支援員として、ご本人やご家族を支えてこられました。実践を重ねるにつれ、様々な悩みに対するアプローチ方法や福祉の制度やサービスについてより具体的な知識・技術を身に付けたいと思い始めました。そんな中、同じ職場に神戸医療の卒業生が精神保健福祉士として働いておられ、その方のご紹介により本校へのオープンキャンパスにされ入学を決断されました。昨年の1年間は、母親(子育て)・主婦(家事)・社会人(ひきこもり支援員)・学生(勉学)という4つの役割を担いながら、無事、精神保健福祉士に合格されました。岩本さんからは社会的ひきこもりに関する情報を時折、クイズ形式でお話され、皆さんは積極的に参加して下さいました。
岩本さんの『精神保健福祉士が活躍するフィールドは多岐に渡っています。社会的ひきこもりに対する支援もその一つです。また、ネットワークを築くという意味では、卒業後も繋がり合える学校、そしてクラスメイトとの絆を大切にして下さい。』という言葉が印象的でした。
今後の岩本さんのご活躍をお祈りしております。
次回の講演会は、2017年7月16日(日)14時~15時30分
講演内容は、『他業界から福祉業界へ☆精神保健福祉士として活躍する卒業生』です。
是非、ご参加ください。お待ちしております。