2018年5月は、『初めての医療福祉業界~他分野の大学から、
他分野の職業から精神保健福祉士になった卒業生~』というテーマで講演会を実施しました。
講演者は、2007年度卒業生と2015年度卒業生です。
就労継続支援事業B型で管理者として働く精神保健福祉士の2007年度卒業生からは、
事例を通して支援の流れや仕事のやりがい等についてお話していただきました。
また、動画を用いて現在活躍されている社会福祉法人の理念・方針や取り組み、各事業の役割、機能について、
利用者の方のインタビューを踏まえてご紹介いただきました。
精神科クリニックで働く精神保健福祉士の2015年度卒業生からは、
大学時代の東日本大震災へのさまざまなボランティア活動に参加した事や原爆・平和などを学んだ事をきっかけとして、
精神保健福祉士を目指したという経緯から、
入学までにしておくといいと思うこと等について幅広くお話していただきました。
卒業生からの「精神保健福祉士の立ち位置は、本人、家族、医療、教育、企業、行政、福祉等のネットワーク作りの中心的存在であるという事です。だからこそ、自分の得意なこと・苦手なこと(出来ていること・出来ていないこと)を適切に知っておくというが重要となります。」
また、「毎日が想定外、人生のドラマに出会います。面談も泣き笑い、喜び、悲しみ、驚き、様々です。自分自身も毎日「自分らしく」、自分の悩みや課題と向き合いながら楽しく生き、仕事しています。」という言葉が印象的でした。
今後のお二人のご活躍をお祈りしております。
次回の講演会は、2018年8月11日(祝・土)14時~15時30分です。
是非、ご参加ください。お待ちしております。