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【鍼灸科】美容鍼灸のスペシャリスト!教えてっ★「大人のにきび、吹き出物の対処方法」No.3

鍼灸科

2016.10.8

こんにちは、鍼灸科教員330です。

鍼灸 美容鍼灸

前回の続きで、今回はにきび、吹き出物の原因に対するアプローチについて書いていきますね。

【にきび・吹き出物の原因に対するアプローチ】

☆鼻や額にできやすい人
⇒肺の機能をアップして、皮膚の余分な熱を追い出そう!

食事では白い食べ物に薬味で辛味をプラスすると良いでしょう。
香辛料系の辛味は余計に熱を産生して、発汗により水分を奪う原意になるため注意が必要です。
大根やたまねぎ、葱、生姜など、自然の辛味は肺の機能をパワーアップさせてくれます。
また、白菜、カブ、ニンニク、柚子、梨なども肺が喜ぶ食材です。

また日常生活では、朝の新鮮な空気を胸いっぱい吸い込んで呼吸器を強化しましょう。
ランニングや皮膚摩擦は呼吸器や皮膚に適度な刺激を与えて上部にします。
さらに肺は季節の変わり目や乾燥に弱い臓器です。

特に空気が冷たく乾燥する秋は呼吸器のトラブルが多くなります。
夏から秋の季節の変わり目は加湿器などで湿度を調節し、
手洗いうがいを徹底したり、マスクなどをして呼吸器をしっかり守りましょう。

☆髪の毛の生え際やこめかみにできやすい人
⇒肝の機能をアップしてストレスを上手にコントロールしよう!

食事ではにんじん、ホウレンソウ、パセリ、小松菜などの緑黄色野菜を中心に、
お酢やレモン、梅干など酸味のあるものをプラスすると良いでしょう。

またあさりやシジミといった貝類も肝機能をアップさせるのに効果的です。

また、ストレスをコントロールする方法として呼吸を意識することは手軽にできて、
しかも効果の高い方法のひとつです。

アメリカのゲイ・ヘンドリックス博士の研究結果によると、
普通の人の呼吸は一分間に13回程度なのですが、
ストレスがかかると呼吸数が増えて一分間に15回以上になると言われています。

ですから、意識的に呼吸を深くゆっくり行うだけでも身体のほうからストレスをコントロールすることができるのです。
まずは、イライラしたり緊張したときは、息を吐くことに集中しながら深呼吸してみてください。

☆頬、口の周りにできやすい人
⇒脾胃の機能をアップして、栄養の吸収を高め、水分代謝を良くしよう!

食事では根菜類や豆類など、適度に甘みのある黄色い食べ物がおすすめです。
かぼちゃやさつまいも、とうもろこし、大豆などなどは、
食材そのものに甘みがあり栄養も豊富で吸収しやすい食材です。

また料理には精製された砂糖でなく、
ハチミツや黒糖など自然の甘味料を用いるようにすると良いでしょう。

食事でもう一つ重要なことはよく噛むこと。
ひとくち30回を目安によく噛むようにしましょう。
また、ささいなことでくよくよ悩む人は脾胃の機能が低下しやすい傾向があります。

発想の転換や身近にできる気晴らしをみつけ気分をリフレッシュさせることも、
実は脾胃の機能をアップさせる方法のひとつです。

湿度の高い梅雨の時期は脾胃にとって負担のかかりやすい時期でもあります。
この時期の水分の摂りすぎや空調による冷えには十分に注意しましょう。

☆顎や首にできやすい人
⇒腎の機能をアップして、ホルモンを整え、老化を防止しよう!

食事では黒い食べ物(黒豆、黒ごま、わかめ、昆布、ヒジキなど)や
粘り気のある食べ物(山いも、オクラ、里芋など)が腎の機能をアップさせてくれます。

日常生活では足腰を鍛えて、汗をかくことが大切。

腎が衰えるとまず足腰が弱くなり動くのがおっくうになってきます。
逆に言えば足腰の衰えは腎の衰えともいえます。
無理な運動ではなく、軽いウォーキング程度でも意識的に足腰を動かすようにし、
適度に汗をかきましょう。

また冬場、寒いからといって暖房のきいた部屋でずっと過ごしていると、
身体の抵抗力がどんどん弱くなります。
ですからなるべく衣服で調節するように心がけ空調に頼り過ぎない生活を心がけましょう。

以上、330でした。

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