みなさん、こんにちは!
神戸医療福祉専門学校中央校 介護福祉士科教員の池澤です。
突然ですが、「介護って腰を痛めそう~」「介護=腰痛」と思っていませんか?
今日は「介護福祉士の豆知識~身近な方に役立つ介護のノウハウを伝授~」をテーマに、腰痛予防についてお話ししたいと思います。
少しでも腰痛のリスクを下げるために、実技の授業では最初に「介護における身体の使い方」を学びます。これを知っておくことで、介護する側もされる側も身体の負担が軽減されます。そのうちの一部ですが、簡単にスグに使える豆知識をお伝えします!
腰痛予防その①~足を肩幅に広げる~
介助者の足を前後または左右に広げると、足の間の床面積が広くなります(これを支持基底面積といいます)この「支持基底面積」を肩幅程度に広く取ることで、身体が安定して腰の負担が軽減します。

腰痛予防その②~腰をひねらず、大きい筋肉を意識する~
介助者の身体をひねると、力が入りにくい上に姿勢が不安定になるため、腰への負担が大きくなります。上半身だけひねるのではなく、身体全体を使って身体の向きを変えると腰痛予防になります。また、全身の大きな筋肉(背中や太ももなど)を使うことを意識することで、身体の負担を軽減できます。
腰痛予防その③~「押す」より「引く」!~
「押す」動作は腰への負担が大きく、腰痛の原因となります。「押す」より「引く」方が小さい力で済むので、介助するときは「引く」ことを意識してみてください。

小さなことですが、これを意識するだけでも腰の負担が全然違います!!
介護の視点で述べていますが、日常生活の中でも十分役立つ知識です。重たい荷物を持つときなどにもゼヒ実践してみてください。
他にも腰痛予防の身体の使い方があるのですが、これは入学後の授業で体験しながらお伝えしたいと思います。 もっと詳しく知りたい、介護福祉士科の授業ってどんなことを学ぶのかな?と興味を持たれたら、オープンキャンパスで詳しくお伝えすることができますよ★
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