こんにちは。神戸医療福祉専門学校中央校 介護福祉士科教員の藤木です。今日は福祉と美容の関わりについて、お話したいと思います。
みなさんの中にはメイクやネイル、ファッションが好き、興味を持っている方も多いのではないかと思います。新しいメイクやファッションを取り入れたい、自分の個性を発揮したい、メイクやネイルで人を笑顔にしたい、と思っている方もいるのではないでしょうか。
高齢者にとっての美容とは
実は、メイクやネイルといった美容は、高齢者にとっても大事な要素であったりもします。
高齢者の方も若い頃はメイクやネイルをされた経験があっても、病気にかかったり、認知症が進んだりすることで、ご自身でできなくなってしまうことがあります。しかし、おしゃれをしたい、きれいでいたいという気持ちがなくなってしまうわけではありません。介護福祉職や美容の専門職ができなくなってしまった部分をお手伝いすることで、高齢者でもメイクやネイルを楽しむことができます。
私たちも、おしゃれをしたり綺麗にすると、気分が明るくなり外に出たくなったり、人と会いたくなったりしますよね。高齢者でも同じで、ほんの少しでもメイクをしたり、ネイルをしたりすると笑顔が増え、気分も明るくなります。高齢者の方にとっても、私たちと同じように、メイクをすること、おしゃれをすることはとても大事なことなのです。
これからニーズが高まる「福祉美容」
このような高齢者や障害のある方に対してメイクやネイルを提供することを「福祉美容」といいます。
今、施設では「福祉美容」の効果が注目され、積極的に取り組まれています。
そして今後も美容に興味がある方の活躍の場としても広がっていくことが予想されます。
専門学校の授業では、高齢者や障害をお持ちの方に対してそれぞれの特性についての知識を深めながら、メイクやネイルといった美容を提供する方法についても学ぶことが出来ます。そして、実際に就職先で福祉美容に取り組み、活躍している卒業生もいます。

9つの演習分野を全員が履修!
神戸医療の介護福祉士科では、美容以外にも福祉に関連する9つの分野の演習を学んで、自分の“強み”を活かした分野を2つ選択し、未来の福祉リーダーを目指します。
自分の得意なこととじっくり向き合って、応用力を身につけることで、将来の選択の幅を広げることができます。
ぜひ、福祉について一緒に学びましょう。
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