暑い8月も過ぎ去り、9月になりましたね。
神戸医療福祉専門学校三田校ある三田はまだまだ夏らしい暑さが残りつつ、夕方にはトンボが飛んでいたりと秋の気配を感じる様になりました。
整形靴科の1年生はインソール製作に入り、2年生は自主製作で作っていた靴が次々に完成し、新しい靴を作り始めた学生も……!
学生達がどんな靴を作っているのか、Instagramにて配信中です!
今回も授業の様子と共に整形靴の作り方をご紹介いたします。
前回のおさらい! 整形靴が出来るまでのステップ!
機能性とファッション性を求められる整形靴。
その作り方は大まかに以下のステップに分かれています。
①採型・計画
②木型製作
⇒ゼロから始まる靴作り!授業レポート~採型編~
③フットベッド(中敷き)製作
④仮あわせ
⑤型紙デザイン
⑥裁断
⑦縫製
⑧つり込み
⑨底付け
⑩仕上げ
⑪適合
前回は、石膏で作った木型の修正を行いました。
修正中にはこんな風に砕ける事も……!
今回紹介するのは③フッドヘッド製作と④仮あわせです!
登場!フットベッド&チェックシューズ
フットベッドとは靴の中敷きの事。
木型にあわせてフットベッド(中敷き)を作り、その後、チェックシューズと呼ばれるものを製作します。
このチェックシューズは、作ろうとしている靴がちゃんとその方にフィットするものかを確認するための靴となっております。
足型や数値を元にその人に合うように作っていますが、実際にそれだけで足にフィットしているかは分からないため、実際に履ける形の物を作ります。
必要があれば、再度ここで修正を行います。
実際の授業の様子は……?
チェックシューズの製作には薄いシート状になったペット素材を使用します。
木型にシートを被せて機械で真空成型を行います。
真空成型を行う機械とは来校時のキャンパスツアーで実際に会えます!
よーく見ると薄く透明なプラスチックに覆われています。
中の木型を抜き取るとチェックシューズが完成します。
これを実際に履き、歩いて確認します。
チェックシューズで問題がなければ、いよいよ靴の製作へと進みます!
「どんな授業をしているの?」と気になった時は実習・授業見学会がおススメです♪
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整形靴科について詳しく知りたい時はコチラのページもおすすめです♪