こんにちは。
作業療法士科 教員の田村です。
今回も春から夏に掛けての授業の振り返りを行いたいと思います。
作業療法士科では、人体の機能と健康維持について様々な角度から学ぶ健康科学の一環として、『100歳いきいき体操』という運動について勉強していきます。
この100歳いきいき体操を通し、筋肉に対するストレッチやトレーニングを学んでいく形です。

この100歳いきいき体操は、ラジオ体操の様に全国どこでも同じように決まったプログラムがある訳ではなく、各地域によってその内容は少しずつ異なります。
また名前についても『百歳いきいき体操』だったり、『いきいき百歳体操』だったりと少しずつ違います。
今回は静岡県磐田市の『いきいき百歳体操』について学んでいきました。


体操を通して筋力をつけたり、今以上に衰えない様にしていきます。そうすると体が軽くなり、転びにくく、病気の予防にもつながっていきます。
また、このいきいき百歳体操では筋肉運動を行う事による基礎代謝の向上や、体重や血糖値の安定化、骨粗しょう症予防の効果も期待できるといわれています。
実際に作業療法士科1年生の学生が行ってみました。
備体操では、座って行います。
深呼吸から腕のストレッチ、体幹のストレッチ、足のストレッチをしっかりします。

筋力強化トレーニングでは、腕や足に重りを付けて実際に動いてみました!
高齢者の方にとってはどんな体操かを知るために、女子学生1~3㎏、男子学生は5㎏の重りをそれぞれ付けて実際にやってみると「疲れた」と言っている学生も。
特に、腕のトレーニングの時に頑張っている学生がたくさんいました!
100歳いきいき体操といっても侮れませんね。

