こんにちは。作業療法士科教員の大塚です。
今回は作業療法士科3年生で学ぶ身体障害治療学実習という授業の一部を紹介します。
突然ですが、みなさんは脳卒中という病名を聞いたことがありますか?
頭の中には、大小さまざまな血管が通っていて脳に栄養を運んでくれています。
この血管が破けたり、詰まったりして、脳の働きに障害が起こることで手や足のマヒなどが起こり、身の回りの生活に大きな影響を与えることになります。
ということで・・・
作業療法士は、脳の機能に障害のある方の評価から治療を実習先の病院などで多く経験することになります。
そのため、脳の機能障害に対する基礎知識から治療に至るまで教科書を参考に学んだ後に、学生同士で検査や治療の練習を行い自分達の身体で体験した後、最終段階としてモデルさんにご協力を頂きながら、実際に麻痺になった手足の動かし方や介助の方法など、一連の流れを学内で経験してから実習に臨みます。



今回はモデルさんにご協力を頂きながら、学内で行っている身体障害治療学実習という授業の一部を紹介しました。

この様に、三田校では教科書の知識と自分自身の体験を踏まえて、さらに教員の指導の下で、実際にモデルさんにご協力を頂きながら演習を進めることで、地域や医療の現場で活用できる生きた知識に繋がるように、段階的な学習を進めていきます。
 
     
    