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作業療法士を目指すみなさんへ【授業紹介】関節可動域測定検査(ROM検査)

作業療法士科

公開日:2025.11.5

更新日:2025.10.29

こんにちは!作業療法士科教員の渡辺です。
今回は、三田校のOT科1年生が10月から取り組んでいる「関節可動域測定検査(ROM検査)」の授業をご紹介します✨


🦵ROM検査って?

作業療法士は、ケガや病気などで体が思うように動かせなくなった方が、再び自分らしい生活を送れるようサポートする専門職です。
 そのためにまず必要なのが、「関節がどれくらい動くのか」を正確に把握すること。これを調べるのがROM検査です。

学生たちは、「ゴニオメーター」という角度計を使いながら、腕・脚・肩・膝など、さまざまな関節の動く範囲を丁寧に測定していきます。
 ただ数値を測るだけではなく、正しい姿勢・測定位置・測定角度を一つひとつ確認しながら行うことが求められます。


🧭実技を通して身につく力

約3か月かけて行うこの授業では、

  • 解剖学の知識を実際の測定に結びつける力
  • 対象者への声かけや配慮の仕方
  • 対象者の状態に合わせて測定する技術力

といった、将来の臨床現場で欠かせないスキルをじっくり身につけていきます。


💬学生の声

「最初は角度計の使い方に慣れず、目盛りも読み間違えそうになったり苦戦していましたが、少しずつできるようになってきました」                       「対象者の方へ丁寧な説明をすることで、安心感をもって検査を受けてもらえることを学びました」                                            「ペアで練習しながら、相手の体に配慮したり、丁寧に対応することの大切さを学びました。」


🎓未来の作業療法士へ

作業療法士は対象者の生活しやすさをサポートしていく仕事です。

例えば、食事で食べ物を口に運ぶ時、肘の関節が曲がらなければ、食べるのが難しくなるし、ズボンをはく時に膝の関節が曲がらなければ、はくのは難しくなりますよね。

対象者の方の関節がどれくらい動き、どれくらい制限されているか、まずそこを知ることから、作業療法は始まります。

そして、ここで身につけた「丁寧なコミュニケーション」や「検査の正確さ」は、臨床実習や就職後にも大きな力になります。

その人らしい生活を取り戻す仕事、支える仕事、作業療法士に興味がある方、
ぜひ本校で一緒に学びましょう!

神戸医療福祉専門学校三田校の作業療法士科(4年制)についてもっと詳しく知りたい方はコチラ

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