皆さん、こんにちは!!
マラソンが得意な義肢装具士科教員の笠原(かさはら)です!
今回は、最近Instagramでも少しずつ上げている【整形靴技術】の授業の講師、エドワルド・ヘルプスト先生を紹介したいと思います!
そもそも、何で義肢装具士科で靴を作ってるの?
今、義肢装具士科で作っている靴は普通の靴ではありません。
外反母趾や糖尿病で足の指が無くなった方等、足に疾患を抱えた方が使用するための【整形靴】と呼ばれる、【靴型の装具】を製作しています。
関西弁が上手なエドワルド・ヘルプスト先生!
名前の通りヘルプスト先生はドイツ人の先生です。ドイツでは日本とは異なり、整形靴職人はそれだけで独立しており、一つの国家資格となっています。整形靴を作る国家職人の中でも最上位にあたる整形靴マイスターの資格を持つ、ヘルプスト先生。
この神戸医療では、敬意をこめて先生ではなく「マイスター」と呼んで慕っています。
マイスターは実は兵庫県にある有限会社オーエムエスヘルプストの社長でもあり、25年以上日本にいる事もあり授業の節々では関西弁が出る事も!
学生が製作物をマイスターに確認してもらうときには、良い製作物だと
「まぁ、ええんちゃうか」
もう少し手直しが必要な製作物だと「あきまへんなぁ~」と関西弁が炸裂!!
マイスターの関西弁を聞くたびに教室内は笑顔に包まれています。
和やかな空気の中、学生一同マイスターから整形靴の技術の習得に励んでいます。
義肢装具士科の整形靴技術の授業は、いよいよアッパー(製甲)と呼ばれる、靴の顔を作る作業に。
どんな靴が出来るか楽しみです。