こんにちは。義肢装具士科教員の堂本(どうもと)です。
2022年6月9日(木)にインテックス大阪で開催された「バリアフリー 2022」に義肢装具士科3年制3年生と4年制3年生の2クラスが参加してきました。
「バリアフリー 2022」とは
バリアフリー 2022は、様々な福祉用具の展示や医療・福祉に関する様々なブースで講演を行う催しです。3日間にわたり実施しているもので、義肢装具士科の学生は毎年参加していました。
そもそも福祉用具って?
福祉用具とは、心身の機能が低下し日常生活を営むのに支障がある方の、日常生活上の便宜を図るための用具や機能訓練のための用具の事を指します。
簡単に言えば、体が不自由になった時に、自分自身で何かを自由に行うための道具です。
福祉用具の種類はとても多く、皆さんが知っている身近な物で言えば、車椅子や歩行の補助の際に使われる杖(高齢者の方が持っている物等)、介護ベッド等も福祉用具のひとつと言えます。
学生たちの様子
コロナの影響もあり数年ぶりとなりましたが、参加した学生たちは時間いっぱい会場内を見学し、楽しかった!面白かった!との声をたくさん聞きました。
今回新しい取り組みとして、4年制がお世話になっている外部講師の先生に会場内ツアーをしていただき、義肢装具士が関わる機会のある福祉用具を中心に紹介していただきました。

ツアー後は各自で興味のあるメーカーや機器のブースで詳しく話を聞いたり、体験したりと学校では触れる機会の少ないもの、新しく出会ったものなどを積極的に学ぶ姿がみられました。

みんなキラキラ、ワクワクした目で福祉用具展を楽しんでいました!


福祉用具は国内外で多種多様にありますが、今回の参加で学生の皆さんが、必要としている人により良く合ったものを提供できる義肢装具士に少しでも近づける機会だったのでは と思っています!

