〜神戸医療福祉専門学校三田校 理学療法士科の学生が地域の健康増進に貢献〜

神戸医療福祉専門学校三田校 理学療法士科(4年制)では、地域包括ケアの視点を大切にした教育を行っています。 その一環として、2025年8月に三田市地域包括支援センターとの共催で「みんなのフレイル予防教室」を開催しました。

この取り組みは、理学療法士科のゼミ活動として実施されたもので、1年生〜3年生の希望者が参加。 三田市にお住まいの60歳以上の方を対象に、学生たちが主体となって体力測定を行いました。
フレイル予防とは?
「フレイル」とは、加齢に伴って心身の活力が低下し、要介護状態に近づいていくこと。 早期に気づき、予防することで、健康寿命を延ばすことができます。

今回の測定内容は、血圧・握力・姿勢評価・体組成(筋肉量・体脂肪率・BMI)、歩行速度、質問紙による精神・認知機能、社会的能力の評価を行いました。
学生たちは、事前にゼミで測定方法や高齢者との接し方を学び、当日は緊張しながらも真剣な表情で取り組んでいました。

学生の声:「学びが地域とつながった瞬間」

参加した学生からは、
「授業で学んだことが、実際に地域の方の健康に役立つと実感できた」
「“ありがとう”の言葉が嬉しくて、もっと理学療法士になりたいと思った」
といった声が多数寄せられました。

学校での学びが、地域の方とのふれあいを通して“実感”に変わる──そんな貴重な体験となりました。
地域とともに育つ理学療法士を!

神戸医療福祉専門学校三田校 理学療法士科は、兵庫県唯一の4年制専門学校。 地域連携や実習量の多さを活かし、即戦力となる理学療法士を育成しています。
今後も、地域の方々とともに健康づくりに取り組みながら、学生の成長を支えていきます。