皆さんこんにちは。神戸医療福祉専門学校中央校 鍼灸科教員の王子です。
高校2年生の皆さんは春休み中に進路を決める方も多いのではないでしょうか。今回は進路選択に迷った際にオススメな「鍼灸師」の活躍の場についてお話しします。
鍼灸師は はり師・きゅう師と呼ばれる2つの資格の総称になります。
名前の通り、はりときゅうという道具を使い、患者さんの痛みや苦痛を取り除くお仕事なのですが、年々活躍のフィールドが広がっています。特に鍼灸師が活躍している3分野が、
①スポーツ分野 ②美容分野 ③福祉分野 になります。
では、それぞれの分野を詳しく見てみましょう!
①スポーツ分野
高校生の皆さんに「どんな仕事に就きたい?」と聞くと、「スポーツに関わる仕事!」と答えてくれる方が多くいらっしゃいます。スポーツに関わる仕事はたくさんあります。もちろんスポーツ選手、スポーツトレーナー(フィジカル、メンタル、治療、食事面)、用具のメーカーさん、競技場の運営や審判など… その中から自分が何を選択し、学ぶかがとても重要です。
鍼灸師はスポーツトレーナーとしてスポーツ選手を支えることができます。フィジカルや治療はもちろんですが、より選手と密に関わりメンタルケアも含め二人三脚で活躍する鍼灸師トレーナーを目指すことができます。(今活躍しているスポーツ選手の中にも個人で鍼灸師と契約をしていたり、自主トレに帯同している先生も多くいます。SNS等でみることもできるのでぜひ調べてみてくださいね。)
②美容分野
2つ目は美容分野です。最近はSNSで美容の情報が簡単に手に入ります。その中でも正しい情報を知るためには医学的知識が必須です。 鍼灸師は国家資格(養成学校を卒業し、国が実施する試験に合格しないとその職業に就けません)になりますので、解剖学、生理学、病理学といった医学的知識をしっかり学ぶ必要があります。そういった知識を持つ鍼灸師だからこそ、お客様の美容の悩みやニーズに答えることができます!自分が美容の施術を受ける際のことを考えるとやっぱり知識や技術がしっかりしている方にしてもらいたいですよね。
美容鍼灸について神戸医療で学べることは以前のブログにもありますので、ぜひ参考にしてみてください。
③福祉分野
最後は福祉分野です。皆さんのご家族や周りにも高齢者の方がいらっしゃるかもしれませんね。中には体の痛みを抱えていたり、歩くのが困難という方もいらっしゃると思います。身体的な悩みがあると外に出るのが億劫になり、それが原因で筋力が落ちてしまいます。鍼灸師はそういった方の苦痛を少しでも取り除いて、健康寿命を延ばすサポートをすることができます。
高齢者福祉の課題はたくさんありますが、そのうちの1つが介護を受ける必要があるのに受けられない、という介護難民です。人材不足ももちろん課題ですが、少しでも介護が必要な方を減らすことが鍼灸師の社会貢献の1つになると思っています。とても需要が高く求められている分野になります。
神戸医療ではスポーツ、美容、福祉の3分野を全て学ぶことができます!オープンキャンパスでは3分野すべての体験を受けていただくことができますよ♪ぜひお越しください!
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